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講座詳細情報

申し込み締切日:2016-04-04 / 芸術・文化:世界史:その他教養 / 学内講座コード:310410

「形の生命」西洋美術の歴史I 古代ギリシアからロマネスクまで

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 中野校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
4月11日(月)~ 6月 6日(月)
講座回数
8回
時間
13:00~14:30
講座区分
前期 
入学金
8,000円
受講料
18,922円
定員
30
その他
ビジター価格 21,773円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
建築・彫刻・絵画と、西洋美術の歴史において重要とされる造形美術の作例を多数取り上げ、古代ギリシアからロマネスクまでの「様式」の変遷を理解し、留まることなく変貌を遂げていく「形」の本質を捉えます。

【講義概要】
美術史家アンリ・フォションは、「形には生命がある」と述べました。造形美術は、それぞれを取ってみれば定まった形を持っています。しかし大きな歴史の流れの中で見るならば、形は一つの生命を生きているかのように、時代ごとに美しいとされる姿――様式――を変えていきます。それは、形が私たちの精神の動態と連動しているからです。本講座では、建築・彫刻・絵画という各ジャンルに注意を払いながら、美術史上重要とされる作例を取り上げ、鑑賞します。各時代の社会的背景や、造形美術の機能にも目を配りながら、美術史学の専門用語を用いて形を記述することで、古代ギリシアからロマネスクまでの様式の変遷を理解します。

【各回の講義予定】
第1回 2016/ 4/11(月) 古代ギリシア・ローマ美術(彫刻) ― 人体表現と自己との遭遇 ―
第2回 2016/ 4/18(月) 古代ギリシア・ローマ美術(建築) ― 黄金律の奏でられるところ ―
第3回 2016/ 4/25(月) 古代ギリシア・ローマ美術(絵画) ― 三次元性の表現 ―
第4回 2016/ 5/ 9(月) 初期キリスト教美術(建築) ― 神の国 / きらめくモザイク ―
第5回 2016/ 5/16(月) 初期キリスト教美術(絵画) ― 花開く写本美術 ―
第6回 2016/ 5/23(月) ビザンティン美術(建築・絵画) ― 聖堂空間という小宇宙 ―
第7回 2016/ 5/30(月) ロマネスク美術(建築・彫刻) ― 彫刻の復活と幻想世界 ―
第8回 2016/ 6/ 6(月) ロマネスク美術(絵画) ― 命の与えられた形象 ―

備考

【ご受講に際して】
◆初心者を対象にした講座です。美術や歴史に関する事前の知識は必要ありません。

講師陣

名前 茅根 紀子
肩書き 日本学術振興会特別研究員(PD)
プロフィール 1980年生まれ。東京出身。早稲田大学第一文学部卒業後、同大学院文学研究科博士後期課程単位取得満期退学、ミュンヘン大学留学。早稲田大学助手を経て、現在日本学術振興会特別研究員(PD)。専門分野は中世・ルネサンス美術。主な論文に“Die Verk?ndigung und das Engelskonzert des Isenheimer Altars aus der Perspektive der Raumkonstruktion ”(Antoniter-Forum 2010)など。
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