大学公開講座のセカンドアカデミー

【目標】
本講座では、江戸に関する多様な文献史料を読み進めることで、より詳しく江戸について理解するとともに、文献史料を読み慣れることで、受講生自らが文献史料を手にとって、より深く江戸について調べられるようにしたい。

【講義概要】
江戸時代に幕府が開かれ、全国政治の中心で巨大都市となった江戸には、さまざまな関心が寄せられたこともあり、多様な文献史料が残されています。そこで本講座では、古文書・記録類だけでなく、地誌・紀行文・随筆・小説・戯曲など、江戸を記録した文献をとりあげ、毎回テーマを決めて、それに関する史料を読みながら説明を加えていきます。また可能な限り絵画資料もとりあげていきます。なお、講義の内容は1回ごとに完結させます。

【テキスト・参考図書】
テキスト
『東京都の歴史』（山川出版社）（ISBN:9784634321311）※各自書店でご購入ください(ご購入の際はISBNを必ずご確認ください)。

名前	加藤 貴
肩書き	早稲田大学講師
プロフィール	1952年生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士課程満期退学。東京都北区教育委員会文化財専門員などを経て、現在早稲田大学教育学部講師・東京都北区文化財保護審議会委員。専門は日本近世史・都市史。編著書に『東京都の歴史』(山川出版社、共著)、『大江戸歴史の風景』(同)、『江戸図屏風を読む』(東京堂出版、共編著)、『徳川制度(上・中・下)』(岩波文庫、校注)等。