講座詳細情報
申し込み締切日:2016-04-05 / 宗教・哲学:世界史:その他教養 / 学内講座コード:110510
「魂」とは何か 西洋古代中世哲学からのアプローチ
- 開催日
- 4月12日(火)~ 6月21日(火)
- 講座回数
- 10回
- 時間
- 10:40~12:10
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 23,652円
- 定員
- 30
- その他
- ビジター価格 27,216円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
心とは何かと問う問いは、心理学、社会科学、自然科学的アプローチでは論じつくせない、すぐれて哲学的な問いです。「心」より広い「魂」という概念でもって、古代中世ではどのような議論が展開されたかを見聞してみましょう。
【講義概要】
ソクラテス、プラトン、アリストテレス、新プラトン派など代表的古代中世哲学者、キリスト教、イスラームの思索を題材にして、魂という空間の奥深さ、流動性、神秘性に思いを致すきっかけを与えることを目差します。魂の部分すなわち諸能力の分け方、魂の定義、共通感覚論、潜在意識、魂の物象化を避ける考察法、自己認識、神秘体験、啓示宗教への依存の有無、魂論と形而上学体系との相即などが主要なトピックになるでしょう。
【各回の講義予定】
第1回 2016/ 4/12(火) 魂と心の予備的考察
第2回 2016/ 4/19(火) ソクラテス以前以後
第3回 2016/ 4/26(火) プラトニックな魂
第4回 2016/ 5/10(火) アリストテリアンな魂
第5回 2016/ 5/17(火) 美と光を求める魂
第6回 2016/ 5/24(火) エロースに駆られる魂
第7回 2016/ 5/31(火) 魂の分裂と統合
第8回 2016/ 6/ 7(火) 堕ちない魂
第9回 2016/ 6/14(火) 失楽園後の魂
第10回 2016/ 6/21(火) 総括と補足
心とは何かと問う問いは、心理学、社会科学、自然科学的アプローチでは論じつくせない、すぐれて哲学的な問いです。「心」より広い「魂」という概念でもって、古代中世ではどのような議論が展開されたかを見聞してみましょう。
【講義概要】
ソクラテス、プラトン、アリストテレス、新プラトン派など代表的古代中世哲学者、キリスト教、イスラームの思索を題材にして、魂という空間の奥深さ、流動性、神秘性に思いを致すきっかけを与えることを目差します。魂の部分すなわち諸能力の分け方、魂の定義、共通感覚論、潜在意識、魂の物象化を避ける考察法、自己認識、神秘体験、啓示宗教への依存の有無、魂論と形而上学体系との相即などが主要なトピックになるでしょう。
【各回の講義予定】
第1回 2016/ 4/12(火) 魂と心の予備的考察
第2回 2016/ 4/19(火) ソクラテス以前以後
第3回 2016/ 4/26(火) プラトニックな魂
第4回 2016/ 5/10(火) アリストテリアンな魂
第5回 2016/ 5/17(火) 美と光を求める魂
第6回 2016/ 5/24(火) エロースに駆られる魂
第7回 2016/ 5/31(火) 魂の分裂と統合
第8回 2016/ 6/ 7(火) 堕ちない魂
第9回 2016/ 6/14(火) 失楽園後の魂
第10回 2016/ 6/21(火) 総括と補足
講師陣
名前 | 堀江 聡 |
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肩書き | 元ピサ大学客員教授、東京大学講師 |
プロフィール | 1958年東京生れ。これまで東大、京大、上智大、国際基督教大、東京女子大に出講。西洋古代・中世・イスラームの新プラトン主義専攻。著書に『新プラトン主義を学ぶ人のために』(2014、世界思想社、共編著)、「イスラーム哲学とキリスト教中世」『第I巻 神秘哲学』(2013年、岩波書店、共著)などがある。 |