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講座詳細情報

申し込み締切日:2016-04-02 / 文学:その他教養 / 学内講座コード:110119

近代文藝の百年

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
4月 9日(土)~ 6月18日(土)
講座回数
8回
時間
13:00~14:30
講座区分
前期 
入学金
8,000円
受講料
18,922円
定員
60
その他
ビジター価格 21,773円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
近代文藝成立から百年余り、その豊饒な文学世界に眼を向けつつ、新しい角度でその遺産を検討していきます。好評の「今から100年前」のシリーズの第5回目として、今年はちょうど現在から100年前の1916年(大正5)に書かれた作品を取り上げ、その問題点を明らかにして行きます。漱石はこの年の12月に亡くなりますが、正にこの年は、文学の流れにおいても大きな転換点でした。多様な作品に触れながら、そうしたダイナミズムを、少しでも明らかに出来ればと思います。(企画:中島国彦早稲田大学教授)

【各回の講義予定】
第1回 2016/ 4/ 9(土) 論争の時代-「遊蕩文学」論争、「自然主義前派」論争など-
第2回 2016/ 4/16(土) 芥川龍之介「鼻」など-芥川龍之介、文壇に登場-
第3回 2016/ 4/23(土) 森?外「澀江抽斎」-澀江一族の消長の歴史-
第4回 2016/ 5/14(土) 菊池寛「身投げ救助業」-青年の心の闇-
第5回 2016/ 5/21(土) 武者小路実篤の一九一六年-文壇という磁場を考える-
第6回 2016/ 6/ 4(土) 永井荷風「腕くらべ」-趣味の世界へ-
第7回 2016/ 6/11(土) 宮本百合子「貧しき人々の群」-ケーテ・コルヴイッツを視野に入れて-
第8回 2016/ 6/18(土) 田山花袋「時は過ぎゆく」-大きな物語と小さな物語-

講師陣

名前 中島 国彦
肩書き 早稲田大学教授
プロフィール 1946年、東京生まれ。早稲田大学大学院博士課程修了、博士(文学)。早稲田大学文学学術院教授、公益財団法人日本近代文学館専務理事。日本近代文学専攻。著書『近代文学にみる感受性』(筑摩書房)、『夏目漱石の手紙』(共著、大修館書店)など。岩波書店版『白秋全集』『荷風全集』編集委員。
名前 紅野 謙介
肩書き 日本大学教授
プロフィール 東京都生まれ。早稲田大学大学院卒業。日本大学教授。専攻分野は日本文学。著書に『書物の近代』(ちくま学芸文庫)、『投機としての文学』(新曜社)などがある。
名前 山崎 一穎
肩書き 学校法人跡見学園理事長、森鴎外記念館(津和野)館長
プロフィール 1938年長野県生まれ。早稲田大学教育学部国語国文学科卒業後、同大学院文学研究科博士課程単位取得満期退学。博士(文学・早大)。専門分野は、日本近代文学。跡見学園女子大学教授、同大学学長を経て理事長。著書に『森?外・国家と作家の狭間で』(新日本出版)、『森?外ゆかりの人々』(おうふう)などがある。
名前 石割 透
肩書き 駒澤大学名誉教授
プロフィール 1945年京都生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、同大学院文学研究科博士課程単位取得修了。専門分野は日本近代文学。「芥川龍之介全集」、「芥川龍之介資料集」共同編集の他、著書「芥川龍之介初期作品の展開」(有精堂出版)、編著書「芥川龍之介書簡集」「芥川龍之介随筆集」(岩波文庫)「ジャズ」(ゆまに書房)などがある。
名前 柳沢 孝子
肩書き 開智国際大学教授
プロフィール 早稲田大学教育学部卒業、同大学院文学研究科博士課程満期退学。牧野信一・宇野浩二など昭和初期の私小説系統の作家を中心に研究。著書は『牧野信一』(小沢書店)、『私小説の諸相』(双文社出版)など。
名前 山田 俊治
肩書き 横浜市立大学教授
プロフィール 1950年生まれ。早稲田大学教育学部卒。同大学大学院文学研究科博士後期課程満期退学。日本近代文学専攻。著書に『有島武郎〈作家〉の生成』、『大衆新聞がつくる明治の〈日本〉』などがある。
名前 宗像 和重
肩書き 早稲田大学教授
プロフィール 1953年福島県生まれ。早稲田大学大学院文学研究科日本文学専攻後期課程満期退学。現在、早稲田大学政治経済学術院教授。専攻は日本近代文学。著書に『投書家時代の森?外』(岩波書店)など。
名前 宮内 淳子
肩書き 早稲田大学講師
プロフィール 東京生まれ。早稲田大学教育学部卒。博士(人文科学、お茶の水女子大学)。専門分野は日本近代文学。帝塚山学院大学教授を経て、現在は早稲田大学等で非常勤講師を勤める。著書に『谷崎潤一郎 異郷往還』(国書刊行会)、『岡本かの子論』『藤枝静男』(EDI)、共著に『上海の日本人社会とメディア』(岩波書店)など。
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