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講座詳細情報

申し込み締切日:2016-04-05 / 宗教・哲学:その他教養 / 学内講座コード:100504

キリスト教における神・人間理解 中世の思想家マイスター・エックハルトの思索を通して考える

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
4月12日(火)~ 6月21日(火)
講座回数
20回
時間
10:40~12:10
講座区分
前期 
入学金
8,000円
受講料
45,144円
定員
30
その他
ビジター価格 54,432円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
ヨーロッパ文化の形成にキリスト教は中心的な働きをなしてきました。そうしたキリスト教信仰とはどんなメッセージを発信するものなのでしょうか。キリスト教の人間理解、世界理解、そして神理解を、禅宗など東洋思想からも熱いまなざしを注がれる中世の思想家、マイスター・エックハルトの思索を通して理解することを目指します。

【講義概要】
まず初期キリスト教のギリシア教父たちが旧約聖書の「創世記」にある「アダム創造」の記述を手がかりに人間をどのような存在として理解しようとしたかを学びます。そのあとキリスト教信仰の三位一体論、あるいはキリスト論、受肉論といった基本的理解を見た上で、そこから形成されたテオ-シス(人間神化)思想に触れ、その伝統に連なる中世のドミニコ会修道士マイスター・エックハルトの思索を、民衆の言葉である母語ドイツ語によって説かれた説教テキスト(講師による邦訳)を読んで考えみたいと思います。なお理解を助けるためにキリスト教美術の図像を一、二度用いることも考えています。

【各回の講義予定】
第1回 2016/ 4/12(火) 「創世記」を踏まえた人間存在の理解について
第2回 2016/ 4/19(火) 三位一体論とは何か
第3回 2016/ 4/26(火) キリスト論とは何か、受肉とテオーシス
第4回 2016/ 5/10(火) 「ドイツ語説教13A」テキスト講読
第5回 2016/ 5/17(火) 「ドイツ語説教13A」テキスト講読
第6回 2016/ 5/24(火) 「ドイツ語説教14」テキスト講読
第7回 2016/ 5/31(火) 「ドイツ語説教14」テキスト講読
第8回 2016/ 6/ 7(火) 「ドイツ語説教14」テキスト講読
第9回 2016/ 6/14(火) 「ドイツ語説教14」テキスト講読
第10回 2016/ 6/21(火) 「ドイツ語説教15」テキスト講読
第11回 2016/10/ 4(火) 「ドイツ語説教15」テキスト講読
第12回 2016/10/11(火) 「ドイツ語説教15」テキスト講読
第13回 2016/10/18(火) 「ドイツ語説教15」テキスト講読
第14回 2016/10/25(火) 「ドイツ語説教16」テキスト講読
第15回 2016/11/ 1(火) 「ドイツ語説教16」テキスト講読
第16回 2016/11/ 8(火) 「ドイツ語説教16」テキスト講読
第17回 2016/11/15(火) 「ドイツ語説教16」テキスト講読
第18回 2016/11/22(火) 「ドイツ語説教18」テキスト講読
第19回 2016/11/29(火) 「ドイツ語説教18」テキスト講読
第20回 2016/12/ 6(火) 「ドイツ語説教18」テキスト講読

備考

【ご受講に際して】
◆参考図書の解説を事前にご一読ください。
◆キリスト教という宗教にご関心のある方ならばどなたでも結構です。

【テキスト・参考図書】
参考図書
『エックハルト説教集』(岩波書店)(ISBN:4-00-338161-0)

講師陣

名前 田島 照久
肩書き 早稲田大学教授
プロフィール 1947年東京生まれ。早稲田大学第一文学部哲学科卒業後、ドイツ・フライブルク大学卒業(マギスター学位取得)。博士(文学・早稲田大学)。専門分野は宗教哲学、宗教学。著書に『マイスター・エックハルト研究』(創文社)、岩波文庫『エックハルト説教集』、『タウラー説教集』(創文社)などがある。
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