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講座詳細情報

申し込み締切日:2016-01-05 / 日本史 / 学内講座コード:340205

国境地帯の戦国史 今川・武田・北条抗争史の〈すき間〉が生んだ新秩序

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 中野校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
1月12日(火)~ 3月 8日(火)
講座回数
8回
時間
15:00~16:30
講座区分
後期 
入学金
8,000円
受講料
18,922円
定員
30
その他
ビジター価格 21,773円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
日本列島の東と西はどこで切れるのか? そのような問いを糸口として、その東西の裂け目に展開した戦国史を、戦国大名の古文書等の史料をやさしく読み解くことで描いていきます。戦国史入門また古文書入門としても楽しんでいただける講義です。

【講義概要】
北条氏・今川氏・武田氏に三方を囲まれた現・静岡県東部は、誰もが決定的にこの地を掌握できない支配の〈すき間〉として、独特の歴史をたどりました。〈すき間〉に住む者たちが生き抜くための知恵とは? 逆に〈すき間〉の実力者たちを味方につけたい三大名の思惑は? ── これがテーマです。そんな〈すき間〉が埋め立てられ、向こう側とこちら側がつながったとき、戦国は終わり近世社会が始まります。その瞬間は、じつは関ヶ原の合戦よりはるか以前のことだったのです。

【主な講義内容】
・日本列島に国境線を引く ― 戦国大名文書入門
・「明応政変」の前後 ― 北条早雲(伊勢盛時)と北川殿をめぐる人脈の連鎖
・敗戦の記憶 ―「河東一乱」に見る今川義元のトラウマ
・権利乱発と「神慮」― 戦国法に読む大名今川氏の末期
・戦国大名と商人 ― 武田信玄の駿府制圧から甲相一和まで
・国境地帯の郷村 ― 泉郷住人の選択と大名北条氏
・「戸倉合戦」の外交術 ― 武田・北条氏の最終決戦
・埋め立てられる〈すき間〉― 徳川支配の起源

【各回の講義予定】
第1回 2016/ 1/12(火) 日本列島に国境線を引く ― 戦国大名文書入門
第2回 2016/ 1/19(火) 「明応政変」の前後 ― 北条早雲(伊勢盛時)と北川殿をめぐる人脈の連鎖
第3回 2016/ 1/26(火) 敗戦の記憶 ― 「河東一乱」に見る今川義元のトラウマ
第4回 2016/ 2/ 2(火) 権利乱発と「神慮」 ― 戦国法に読む大名今川氏の末期
第5回 2016/ 2/ 9(火) 戦国大名と商人 ― 武田信玄の駿府制圧から甲相一和まで
第6回 2016/ 2/16(火) 国境地帯の郷村 ― 泉郷住人の選択と大名北条氏
第7回 2016/ 2/23(火) 「戸倉合戦」の外交術 ― 武田・北条氏の最終決戦
第8回 2016/ 3/ 8(火) 埋め立てられる〈すき間〉 ― 徳川支配の起源

講師陣

名前 東島 誠
肩書き 聖学院大学教授
プロフィール 1967年大阪生まれ。東京大学文学部卒業後、同大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(文学)。専門分野は、日本中世史を中心に古代から近・現代に及ぶ。著書に『自由にしてケシカラン人々の世紀』(講談社選書メチエ)、『〈つながり〉の精神史』(講談社現代新書)等。また、與那覇潤との共著に『日本の起源』(太田出版)がある。
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