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講座詳細情報

申し込み締切日:2015-09-24 / 日本史 / 学内講座コード:231105

大正・昭和の歴史 「木戸幸一日記 昭和20年」を読む

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 八丁堀校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
10月 1日(木)~12月 3日(木)
講座回数
10回
時間
10:30~12:00
講座区分
後期 
入学金
8,000円
受講料
24,269円
定員
35
その他
ビジター価格 27,833円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
2015年は、日中戦争および太平洋戦争の終結から70年となります。その終結の年「昭和20年」とは、どのような年だったのでしょうか。思いつくままに挙げてみれば、空襲、疎開、沖縄戦、特攻、原爆、ソ連参戦、降伏、占領、戦犯、民主化、復興などなど、この年に起った出来事は枚挙に暇がありません。近代の日本を語るにしても、また現代の日本を知る上でも、「昭和20年」がひとつの焦点になると言われる所以です。このような問題意識から、今年度は1年をかけて「昭和20年」という年の歴史の実相を明らかにしていく予定です。

【講義概要】
「昭和20年」を理解するうえで、昭和天皇の側近だった木戸幸一の日記を読み解いていきます。内大臣として政治の中枢にいた木戸の日記には、天皇や政府、軍部の動きが日々詳細に描かれています。
今学期は、いよいよ昭和20年5月から8月の敗戦までを対象時期とします。国内の状況のみならず、国際情勢をも踏まえつつ、昭和20年のなかでも最も激動の4か月を考察していきます。木戸の日記をベースとしますが、新聞や映像など同時期のさまざまな資料を駆使して、できるだけ丁寧に歴史の実相を解き明かしていきます。私たちにとって敗戦とはどのような体験だったのか、受講生の皆さんとともに考えていきたいと思います。また「私にとっての8月15日」という回を授業内に取り入れる予定です。ご自身、ご家族の体験を共有することで、この時代への理解を深めたいと思います。

備考

【テキスト・参考図書】
参考図書
『木戸幸一日記(下巻)』(東京大学出版会)

講師陣

名前 望月 雅士
肩書き 早稲田大学講師
プロフィール 早稲田大学大学院文学研究科史学(日本史専攻)博士後期課程単位取得退学。現在、早稲田大学教育学部講師。専門は日本近現代政治史。共編著書に『風見章日記・関係資料』(みすず書房)、『枢密院の研究』(吉川弘文館)ほか。
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