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講座詳細情報

申し込み締切日:2015-09-23 / 世界史:その他教養 / 学内講座コード:130308

「インカ帝国」研究入門 南米アンデス地域における先スペイン期の社会・文化・歴史

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
9月30日(水)~12月 2日(水)
講座回数
10回
時間
14:45~16:15
講座区分
後期 
入学金
8,000円
受講料
23,652円
定員
30
その他
ビジター価格 27,216円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
南米アンデス地域では、15世紀から16世紀前葉にかけて、一般に「インカ帝国」と呼ばれている国家的社会が栄えていました。本講義では、クスコやマチュピチュといった世界遺産を遺したことでも知られる「インカ帝国」の実像を把握することを目標とします。

【講義概要】
インカ帝国は、1万年にもおよぶアンデス地域固有の歴史の最後に登場した社会です。そこで本講義では、まず、インカ帝国を生み出すことになった同地域の気候風土と、ピラミッド建築で著名なモチェや、地上絵を遺したナスカといった、インカ以前に栄えた諸社会について概説します。後半の講義では、発掘調査成果などの考古学的なデータに加え、古文書や民族誌も参照しながら、インカ帝国の歴史や社会・文化について、個別的なトピックを挙げてくわしく論じます。旅行ガイド的な解説にとどまらず、資料や研究方法を含め、「研究」の一端が紹介できるようにつとめます。

【各回の講義予定】
第1回 2015/ 9/30(水) 「インカ帝国」とは ―文書研究からみたその歴史と社会
第2回 2015/10/ 7(水) 人類の「新大陸」への進出、およびアンデス地域の生態学的環境とその利用
第3回 2015/10/14(水) 先スペイン期アンデスの文化史1 形成期
第4回 2015/10/21(水) 先スペイン期アンデスの文化史2 モチェ・ナスカ・ティワナク・ワリ
第5回 2015/10/28(水) 考古学からみた「インカ帝国」の成立
第6回 2015/11/ 4(水) 「インカ帝国」における空間のシンボリズム
第7回 2015/11/11(水) 空中都市マチュピチュとロイヤルエステート
第8回 2015/11/18(水) インカ土器の生産体制をめぐって
第9回 2015/11/25(水) インカ帝国での日常生活
第10回 2015/12/ 2(水) 「インカ帝国」のその後 アンデス地域の植民地経験

備考

【ご受講に際して】
◆講義概要は、2014年度とほぼ同じです。

講師陣

名前 森下 壽典
肩書き 早稲田大学高等学院教諭、早稲田大学比較考古学研究所研究員
プロフィール 1977年神奈川県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、同大学院文学研究科博士後期課程単位取得満期退学。東海大学・早稲田大学非常勤講師などを経て現職。専門分野はインカ国家研究。著作物として『マヤとインカ』(共著、貞末堯司編、同成社)、『比較考古学の新地平』(共著、菊池徹夫編、同成社)などがある。
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