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講座詳細情報

申し込み締切日:2015-10-01 / 世界史:芸術・文化 / 学内講座コード: 130307

ルネサンス・イタリアの諸国家  ~北西部:ミラノ、ジェノヴァと隣接諸地域~

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
10/02, 10/09, 10/16, 10/23, 10/30, 11/13, 11/20, 11/27, 12/04, 12/11
講座回数
10
時間
10:40~12:10
講座区分
数回もの 
入学金
 - 
受講料
27,216円
定員
40
その他
早稲田大学オープンカレッジ会員は、23652円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

ルネサンス期のイタリアに成立した諸国家を概観し、その特性を考え、当時の多様な政治システムについて歴史的な理解を深めます。それはまた、今ある国家の姿を見つめ直す眼も養ってくれるはずです。
15世紀から16世紀初頭のイタリアでは、各地でルネサンスの豊かな文化活動が展開されるとともに、ミラノ公国、ヴェネツィア共和国、フィレンツェ共和国、教皇国家、ナポリ王国の5大勢力が中小の政治権力と複雑に結びつき、対立と和を繰り返していました。共和政体と君主政体が併存し、しかも同じ共和政体あるいは君主政体であってもそれぞれの性格が著しく異なる、このような個性豊かで多様な国家が互いに密接な関係にあった地域は当時イタリア以外に見ることができません。近代外交が生まれた舞台ともいわれる、こうしたダイナミックな政治環境の中で、ルネサンスの偉大な芸術作品もマキァヴェッリの政治思想も誕生したのです。とはいえ、これらルネサンスの国家は近代国家と大きく相違しています。では、その実態はどのようなものだったのでしょうか。別々の歴史を歩んで成立した諸国家を一度に扱うのは難しいため、本講座はシリーズの形をとり、北から一定の地域ごとに主要な国家と周辺部をとりあげて、その特徴と互いの関係などを考察していきます。最終的にはルネサンスのイタリア政治システム全体を見渡すことになるでしょう。第1回目の今期は、ヴィスコンティ家およびスフォルツァ家の支配下に北イタリアで覇権をうちたてたミラノ公国、古くから地中海で活発な商業活動を行い、コロンブスを生み出したジェノヴァ共和国、さらにサヴォイア公国といった隣接地域を含めた北西部を扱います。

講師陣

名前 三森 のぞみ
肩書き 早稲田大学講師
プロフィール イタリア中世史専攻。慶應義塾大学文学部卒業、同大学大学院文学研究科博士課程単位取得満期退学。イタリア政府給費留学生としてフィレンツェ大学に留学。共著として『イタリア都市社会史入門』(昭和堂)、訳書にキアーラ・フルゴーニ『アッシジのフランチェスコ ひとりの人間の生涯』(白水社)などがある。
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