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講座詳細情報

申し込み締切日:2015-07-02 / 芸術・文化 / 学内講座コード:320409

漱石本の装幀芸術 夏目漱石と装幀家・橋口五葉

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 中野校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
7月 9日(木)~ 7月30日(木)
講座回数
4回
時間
19:00~20:30
講座区分
前期 
入学金
8,000円
受講料
9,461円
定員
30
その他
ビジター価格 10,886円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
本は手にとって読む気を起こすもの。「装幀」が出版の決め手です。
日本の近代装幀の先駆けとなり、「最も美しい本」として知られる夏目漱石の一連の著書の魅力、その装幀者である橋口五葉との関係に注目しようとする試みです。ラファエル前派やターナーなどの英国美術に影響を受け、応挙や崋山、抱一などの名前も小説に登場するように、広く美術に関心を持っていたことで知られる漱石を文学史とは違う角度から捉え、日本の編集・出版・印刷の在り方について考えます。

【講義概要】
近代日本を代表する文豪、夏目漱石。『吾輩ハ猫デアル』、『鶉篭』(坊っちゃん・草枕)、『三四郎』など、多くの読者に親しまれている一連の著書の「装幀」は、愛書家達から「漱石本」と呼ばれ、近代日本装幀の御手本となっています。その装幀を担当した橋口五葉の存在を明らかにし、漱石が読書文化の普及を目論んでいたことにも触れながら、漱石本をめぐる様々な意匠と表現の魅力についてお話しします。

講師陣

名前 岩切 信一郎
肩書き 新渡戸文化短期大学教授、早稲田大学講師
プロフィール 國學院大學大学院文学研究科修士課程修了。専門は日本美術、日本文化、印刷出版文化。著書に『橋口五葉の装釘本』(沖積舎、1980年)、『明治版画史』(吉川弘文館、2009年、第60回芸術選奨文部科学大臣新人賞[評論等部門]受賞)などがある。
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