講座詳細情報
申し込み締切日:2015-04-02 / 世界史 / 学内講座コード:310304
イスラームを知る 早稲田大学イスラーム地域研究機構 連携講座
- 開催日
- 4月 9日(木)~ 6月18日(木)
- 講座回数
- 10回
- 時間
- 10:30~12:00
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 23,652円
- 定員
- 54
- その他
- ビジター価格 27,216円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
関連講座
講座詳細
【目標】
イスラーム地域研究は、多様な研究手法を用いて、各地域の個性とイスラームとの関わりを検証する学問であり、扱う時代や対象は多岐にわたる。各講師が紹介する様々なテーマやアプローチを通じて、人々とイスラームの関わり方が、時代、地域、生活環境によって大きく変化していることを理解していただくことが本講座の狙いである。
【講義概要】
イスラームが人々の暮らしや社会の在り方に大きな影響を与えている地域は、アフリカ、中東、アジアの広大な地域にまたがっている。また、イスラーム地域から世界各地に移住する人たちが増えていることから、欧米や東アジアなどでもイスラームの影響力は増している。早稲田大学イスラーム地域研究機構は、2006年より人間文化研究機構(NIHU)との共同事業であるイスラーム地域研究(早稲田大学、東京大学、京都大学、上智大学、東洋文庫の5拠点によるネットワーク型共同研究)の中心拠点として、「イスラームとイスラーム文明に関わる実証的な知の体系を築く」という目標のもと、さまざまな研究活動を実施している。この講座では、早稲田大学イスラーム地域研究機構に所属する研究員が、それぞれの専門を生かしつつ実施しているイスラーム地域研究の成果を紹介する。地域的には、北アフリカから日本、時代的には、中世から現代までを対象とし、歴史、社会、政治、建築などの様々な視点からイスラームについて紹介する。
【各回の講義予定】
第1回 2015/ 4/ 9(木) シーア派からみた現代中東世界
第2回 2015/ 4/16(木) 現代のイスラームと経済
第3回 2015/ 4/23(木) 食卓から見るイスラーム
第4回 2015/ 4/30(木) シルクロードとイスラーム:その歴史と現代における役割
第5回 2015/ 5/14(木) 「アラブの春」の現在:エジプトを事例に
第6回 2015/ 5/21(木) イスラームの歴史的都市の現在:「町々の母」カイロの変遷
第7回 2015/ 5/28(木) メッカを目指す遊牧英雄:中央アジア近代史から
第8回 2015/ 6/ 4(木) 預言者ムハンマドとその時代
第9回 2015/ 6/11(木) モスクからみる現代日本のイスラームコミュニティ
第10回 2015/ 6/18(木) ロシア・旧ソ連の「イスラーム復興」と「宗教紛争」
イスラーム地域研究は、多様な研究手法を用いて、各地域の個性とイスラームとの関わりを検証する学問であり、扱う時代や対象は多岐にわたる。各講師が紹介する様々なテーマやアプローチを通じて、人々とイスラームの関わり方が、時代、地域、生活環境によって大きく変化していることを理解していただくことが本講座の狙いである。
【講義概要】
イスラームが人々の暮らしや社会の在り方に大きな影響を与えている地域は、アフリカ、中東、アジアの広大な地域にまたがっている。また、イスラーム地域から世界各地に移住する人たちが増えていることから、欧米や東アジアなどでもイスラームの影響力は増している。早稲田大学イスラーム地域研究機構は、2006年より人間文化研究機構(NIHU)との共同事業であるイスラーム地域研究(早稲田大学、東京大学、京都大学、上智大学、東洋文庫の5拠点によるネットワーク型共同研究)の中心拠点として、「イスラームとイスラーム文明に関わる実証的な知の体系を築く」という目標のもと、さまざまな研究活動を実施している。この講座では、早稲田大学イスラーム地域研究機構に所属する研究員が、それぞれの専門を生かしつつ実施しているイスラーム地域研究の成果を紹介する。地域的には、北アフリカから日本、時代的には、中世から現代までを対象とし、歴史、社会、政治、建築などの様々な視点からイスラームについて紹介する。
【各回の講義予定】
第1回 2015/ 4/ 9(木) シーア派からみた現代中東世界
第2回 2015/ 4/16(木) 現代のイスラームと経済
第3回 2015/ 4/23(木) 食卓から見るイスラーム
第4回 2015/ 4/30(木) シルクロードとイスラーム:その歴史と現代における役割
第5回 2015/ 5/14(木) 「アラブの春」の現在:エジプトを事例に
第6回 2015/ 5/21(木) イスラームの歴史的都市の現在:「町々の母」カイロの変遷
第7回 2015/ 5/28(木) メッカを目指す遊牧英雄:中央アジア近代史から
第8回 2015/ 6/ 4(木) 預言者ムハンマドとその時代
第9回 2015/ 6/11(木) モスクからみる現代日本のイスラームコミュニティ
第10回 2015/ 6/18(木) ロシア・旧ソ連の「イスラーム復興」と「宗教紛争」
講師陣
名前 | 桜井 啓子 |
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肩書き | 早稲田大学教授 |
プロフィール | 上智大学大学院国際関係論専攻博士課程修了。博士(国際関係論)。専門は比較社会学、イラン地域研究。著書に『革命イランの教科書メディア』(岩波書店)、『現代イラン』(岩波新書)、『日本のムスリム社会』(ちくま新書)、『シーア派』(中公新書)、『イランの宗教教育戦略』(山川出版社)などがある。 |
名前 | 福田 安志 |
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肩書き | 早稲田大学イスラーム地域研究機構上級研究員 |
プロフィール | 中央大学大学院博士後期課程文学研究科単位取得中退。専門はアラブ近現代史。著書に『イスラーム金融のグローバル化と各国の対応』(編著、アジア経済研究所)、『湾岸、アラビア諸国における社会変容と政治システム』(編著、アジア経済研究所)などがある。 |
名前 | 砂井 紫里 |
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肩書き | 自治医科大学講師 |
プロフィール | 早稲田大学大学院文学研究科修了。博士(文学)。専門は文化人類学。著書に『食卓から覗く中華世界とイスラーム』(めこん)、『食のハラール』(編著、早稲田大学アジア・ムスリム研究所)などがある。早稲田大学イスラーム地域研究機構研究員。 |
名前 | 野田 仁 |
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肩書き | 早稲田大学准教授 |
プロフィール | 東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位修得退学。博士(文学)。専門は中央アジア史・中央ユーラシア地域研究。著書に『露清帝国とカザフ=ハン国』(東京大学出版会)などがある。 |
名前 | 鈴木 恵美 |
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肩書き | 早稲田大学イスラーム地域研究機構招聘研究員 |
プロフィール | 東京大学総合文化研究科博士課程単位取得退学。博士(学術)。専門は地域研究(中東)、近現代エジプト政治史。著書に『エジプト革命 ― 軍とムスリム同胞団、そして若者たち』(中公新書)、『現代エジプトを知るための60章』(編著、明石書店)などがある。 |
名前 | 吉村 武典 |
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肩書き | 早稲田大学イスラーム地域研究機構次席研究員 |
プロフィール | 筑波大学大学院地域研究研究科修士課程修了。早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得満期退学。博士(文学)。専門はアラブ・イスラーム史、マムルーク朝期エジプト、ナイル灌漑史。論文に「バフリー・マムルーク朝後期のナイル治水行政 ― ジスル・マンジャク建設の経緯を中心に ―」(『史滴』32号、2010年)などがある。人間文化研究機構地域研究推進センター研究員。 |
名前 | 秋山 徹 |
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肩書き | 神奈川大学講師 |
プロフィール | 北海道大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(学術)。専門は中央アジア近現代史。論文に「ロシア統治下におけるクルグズ首領層の権威について:遊牧世界とイスラーム世界の間で」(『東洋史研究』第71号)などがある。早稲田大学イスラーム地域研究機構研究員。 |
名前 | 西村 淳一 |
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肩書き | 早稲田大学イスラーム地域研究機構主任研究員 |
プロフィール | 九州大学大学院文学研究科史学専攻博士課程単位取得退学。博士(文学)。専門はイスラーム文明史、イラン史。論文に「サムアーニーとメルヴの村々 ─ 12世紀の一アーリムによる村落訪問とその目的 ─」(『西南アジア研究』第70号)などがある。人間文化研究機構地域研究推進センター研究員。 |
名前 | 岡井 宏文 |
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肩書き | 放送大学客員准教授 |
プロフィール | 早稲田大学人間科学研究科博士後期課程修了。博士(人間科学)。専門は移民研究、コミュニティ論。著書に『国境を越える ―滞日ムスリム移民の社会学』(共著、青弓社)などがある。早稲田大学イスラーム地域研究機構研究員。 |
名前 | 吉村 貴之 |
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肩書き | 早稲田大学イスラーム地域研究機構主任研究員 |
プロフィール | 1969年福岡県生まれ。東京大学文学部卒業後、同大学院総合文化研究科博士課程修了。博士(学術、東京大学)。専門分野は、ソ連・中東関係論、アルメニア近現代史。単書として『アルメニア近現代史』(東洋書店)、共編著として『コーカサスを知るための60章』(明石書店)など。 |