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講座詳細情報

申し込み締切日:2015-03-31 / 芸術・文化 / 学内講座コード:100415

奈良の仏教美術 『七大寺巡礼私記』を読みながら

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
4月 7日(火)~ 6月16日(火)
講座回数
20回
時間
14:45~16:15
講座区分
前期 
入学金
8,000円
受講料
45,144円
定員
40
その他
ビジター価格 54,432円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
古代の奈良の地には大寺院がつぎつぎと造営され、数多くの仏像や仏画が生み出されました。それらの多くは残念ながら失われてしまい、今日に伝わるのはごく一部ですが、本講座では文献史料を読みながら現存作品を鑑賞することによって、往時の仏教美術隆盛の様相について理解を深めてゆきます。

【講義概要】
日本の仏教美術は飛鳥から白鳳を経て、奈良時代にいたるまで、奈良の地で隆盛しました。その後、都が平安京に遷っても、奈良の地は「南都」と呼ばれ、そこには多くの大寺院や仏教美術がのこされていました。そうした情況を伝える貴重な文献史料として、大江親通が保延6年(1140)に撰述した『七大寺巡礼私記』があります。これは親通が、いわゆる七大寺(東大寺・興福寺・元興寺・大安寺・西大寺・薬師寺・法隆寺)と、興福院・唐招提寺とを巡礼した際に見聞したことや、さまざまな文献からの引用記事を編纂したもので、それによって当時の奈良の様相をうかがい知ることができます。この講座では、『七大寺巡礼私記』にとりあげられた諸寺の歴史や美術について、本史料を読みすすめながら解説するとともに、現存する作例をスライドで鑑賞してゆきます。

【各回の講義予定】
第1回 2015/ 4/ 7(火) 『七大寺巡礼私記』の概説
第2回 2015/ 4/14(火) 東大寺(1)
第3回 2015/ 4/21(火) 東大寺(2)
第4回 2015/ 4/28(火) 東大寺(3)
第5回 2015/ 5/12(火) 東大寺(4)
第6回 2015/ 5/19(火) 大安寺(1)
第7回 2015/ 5/26(火) 大安寺(2)
第8回 2015/ 6/ 2(火) 西大寺(1)
第9回 2015/ 6/ 9(火) 西大寺(2)
第10回 2015/ 6/16(火) 興福院(1)
第11回 2015/ 9/29(火) 興福寺(2)
第12回 2015/10/ 6(火) 興福寺(3)
第13回 2015/10/13(火) 興福寺(4)
第14回 2015/10/20(火) 元興寺(1)
第15回 2015/10/27(火) 元興寺(2)
第16回 2015/11/10(火) 唐招提寺
第17回 2015/11/17(火) 薬師寺(1)
第18回 2015/11/24(火) 薬師寺(2)
第19回 2015/12/ 1(火) 法隆寺(1)
第20回 2015/12/ 8(火) 法隆寺(2)

備考

【テキスト・参考図書】
テキスト
『七大寺日記 七大寺巡礼私記』(中央公論美術出版)(2,000円)(ISBN:978-4805500347)

講師陣

名前 松原 智美
肩書き 津田塾大学講師
プロフィール 1957年千葉県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業、同大学院文学研究科博士課程単位取得満期退学。博士(文学・早稲田大学)。専門分野は日本美術史。とくに仏画を中心とする仏教美術史。著書に『曼荼羅の世界とデザイン』(グラフ社)などがある。1993年以来、エクステンションセンター講師をつとめる。
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