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講座詳細情報

申し込み締切日:2015-03-31 / 文学 / 学内講座コード:100114

芭蕉たちの俳句談義 『去来抄』を読む

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
4月 7日(火)~ 6月16日(火)
講座回数
20回
時間
13:00~14:30
講座区分
前期 
入学金
8,000円
受講料
45,144円
定員
40
その他
ビジター価格 54,432円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
『去来抄』は、俳句の理論と実作の両面から、芭蕉生前の教えを忠実に伝えてくれる。季語や切字など俳句の本質が語られている。この講座では、芭蕉と門人たちによる俳句の座の世界を徹底して楽しみたい。そして、エピソードにみちた門人たちの評伝をも語ってゆきたい。また、テキストは板本『去来抄』と活字本『去来抄』を併用する。

【講義概要】
『去来抄』は芭蕉の高弟去来が、折々の面談や文通によって得た師の教えをまとめたものである。芭蕉の具体的な句評や門人の個性に応じた指導法は、今日からみても参考になる。芭蕉の熱気のこもった発言や門人たちの虚々実々の討論のさまが、多く対話形式で記されているので、読み手にライブ感覚で伝わり、興趣尽きないものがある。この講座では、時折は受講者との意見交換もしながら、芭蕉と門人たちによる俳句“劇場”を楽しんでゆく。もちろん、芭蕉のめざした最短詩型表現の方法は近、現代俳句に受け継がれているのである。

備考

【ご受講に際して】
◆テキストは一応変体仮名で書かれた江戸時代出版の和本の影印版を使用することで俳書の雰囲気を味わいながら進めますが、別にこれを普通の字で書いた活字本のテキストも用意し、さらに語釈・現代語訳も資料として提供するので読むことが困難ということはありません。

【テキスト・参考図書】
テキスト
『去来抄(改訂増補版)』(笠間書院)(1,300円)(ISBN:9784305001207)

講師陣

名前 堀切 実
肩書き 早稲田大学名誉教授
プロフィール 東京都出身、早稲田大学名誉教授。専門は日本近世文学、俳文学。主な著書に『蕉風俳論の研究』(明治書院)、『表現としての俳諧』(岩波現代文庫)、「監修:NHK『趣味悠々・おくのほそ道を歩こう』」(NHK出版)などがある。
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