講座詳細情報
申し込み締切日:2015-01-27 / 世界史 / 学内講座コード:241404
古代朝鮮の歴史 楽浪・帯方郡の歴史と文化
- 開催日
- 2月 3日(火)~ 3月 3日(火)
- 講座回数
- 5回
- 時間
- 10:30~12:00
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 12,000円
- 定員
- 30
- その他
- ビジター価格 13,800円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
漢の時代に朝鮮半島方面に設置された楽浪郡をはじめとする郡県の実態を、文献学と考古学の両面から考察します。いまだ歴史的な評価の定まらない楽浪郡について、考古学的な資料に基づく文化の研究と、文献史料による歴史の再構成に挑みます。
【講義概要】
古代朝鮮の歴史をめぐって、高句麗・百済・新羅・加耶・渤海と国ごとに基礎から学んだ入門講座につづき、楽浪郡とその周辺の漢代の郡県に注目し、その歴史と文化の意義を考えます。紀元前2世紀末から4世紀初めにかけて朝鮮半島方面に存続した楽浪郡は、韓や倭に大きな影響を与えました。中国の文献史料から楽浪郡・帯方郡誕生の背景を探り、土城や古墳の発掘調査資料から楽浪文化の実像とその周辺諸国への影響について考察します。
【各回の講義予定】
第1回 2015/ 2/ 3(火) 楽浪土城の調査研究
第2回 2015/ 2/10(火) 前漢時代の対外政策からみた楽浪郡の意義
第3回 2015/ 2/17(火) 楽浪の墓制・―木槨墳―
第4回 2015/ 2/24(火) 後漢時代、公孫氏政権による遼東支配
第5回 2015/ 3/ 3(火) 楽浪の墓制・―室墳―
漢の時代に朝鮮半島方面に設置された楽浪郡をはじめとする郡県の実態を、文献学と考古学の両面から考察します。いまだ歴史的な評価の定まらない楽浪郡について、考古学的な資料に基づく文化の研究と、文献史料による歴史の再構成に挑みます。
【講義概要】
古代朝鮮の歴史をめぐって、高句麗・百済・新羅・加耶・渤海と国ごとに基礎から学んだ入門講座につづき、楽浪郡とその周辺の漢代の郡県に注目し、その歴史と文化の意義を考えます。紀元前2世紀末から4世紀初めにかけて朝鮮半島方面に存続した楽浪郡は、韓や倭に大きな影響を与えました。中国の文献史料から楽浪郡・帯方郡誕生の背景を探り、土城や古墳の発掘調査資料から楽浪文化の実像とその周辺諸国への影響について考察します。
【各回の講義予定】
第1回 2015/ 2/ 3(火) 楽浪土城の調査研究
第2回 2015/ 2/10(火) 前漢時代の対外政策からみた楽浪郡の意義
第3回 2015/ 2/17(火) 楽浪の墓制・―木槨墳―
第4回 2015/ 2/24(火) 後漢時代、公孫氏政権による遼東支配
第5回 2015/ 3/ 3(火) 楽浪の墓制・―室墳―
講師陣
名前 | 藤井 和夫 |
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肩書き | 韓国・大韓文化財研究院特別研究員 |
プロフィール | 早稲田大学大学院文学研究科博士課程満期退学。日野市教育委員会で文化財行政を担当。実践女子大学、山梨大学の非常勤講師を歴任し、現職。専門は東北アジア考古学。論著に『朝鮮古蹟研究會遺稿』I~III(共編著)ほか。 |
名前 | 大井 剛 |
---|---|
肩書き | 東京成徳大学教授 |
プロフィール | 東京大学大学院人文科学研究科博士課程満期退学。ユネスコ東アジア文化研究センター勤務、学習院女子大学、山梨大学、麗澤大学大学院等の非常勤講師を経て現職。専門は東アジア文化交流史。論文に「年号論」(『アジアのなかの日本史』第5巻)など。 |