大学公開講座のセカンドアカデミー

【目標】
シルクロードを通じて東西に交流した文物、思想、人物などにはどのようなものがあり、それらはどのような経緯で伝わったかを理解する。

【講義概要】
シルクロードの各地に残る遺跡や遺物、伝世した資料などを用いて、東西交流の実態にせまる。主に考古学資料を用いて、現地の遺跡や遺物、展示博物館や資料などを紹介しながら、時代ごとに解りやすく解説する。シルクロードの現地で役立つような講義にしたい。

【各回の講義予定】
第1回 2014/10/ 2(木) 戦国王朝と騎馬遊牧民との交流
第2回 2014/10/ 9(木) 前漢と匈奴の交渉
第3回 2014/10/16(木) 後漢と西域経営
第4回 2014/10/23(木) 南北朝と東西交易
第5回 2014/10/30(木) 隋とペルシャの交流
第6回 2014/11/ 6(木) 唐都・長安の春
第7回 2014/11/13(木) 宋とイスラム諸国との交渉
第8回 2014/11/20(木) 元のユーラシア交流
第9回 2014/11/27(木) 明の陶磁器交易
第10回 2014/12/ 4(木) 清朝と東西関係の変化

名前	岡内 三眞
肩書き	早稲田大学名誉教授
プロフィール	早稲田大学文学部史学科、京都大学大学院文学研究科考古学専攻博士課程修了。京都大学助手、徳島大学助教授をへて早稲田大学文学学術院教授、2013年に退官。シルクロード調査研究所前所長。著書『生態考古学で見る歴史の復原』、『新疆トルファンヤールホト古墳群の調査研究』、『シルクロードの考古学』(早稲田大学)他。