講座詳細情報
申し込み締切日:2014-09-24 / 芸術・文化:絵画 / 学内講座コード:130405
日本絵画の光と影
- 開催日
- 10月 1日(水)~12月 3日(水)
- 講座回数
- 10回
- 時間
- 13:00~14:30
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 23,000円
- 定員
- 40
- その他
- ビジター価格 26,400円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
古来日本の絵画において、光と影、あるいは闇はどのように表されてきたのでしょうか。ある時は水面に映る月の光が、ある時は雪明りの白さが、画面に光輝と情趣をもたらし、異形の者を呼ぶ夜の闇が、物語の世界へとわたしたちを誘います。この講座では、光とかがやき、さらには影と闇に注目して、日本絵画を読み解いていきます。
【講義概要】
どこまでも続く金の雲、雲母の輝きを背景にこちらを見つめる遊女、障子にうつった化け猫の影。光や影、輝きや闇の表現が画面に果たす役割は、決して小さくありません。作品をじっくりと鑑賞し、時には関係するテキストを読みながら、作品の世界に親しみましょう。細かな鉱物の欠片や画面の片隅でひっそりと揺れる赤い炎が、多様な意味とストーリーを担っていることに気付くとき、日本絵画はより豊かな表情をみせてくれるはずです。
【各回の講義予定】
第1回 2014/10/ 1(水) 日本絵画の光と影
第2回 2014/10/ 8(水) 天下人と黄金のかがやき1
第3回 2014/10/15(水) 天下人と黄金のかがやき2
第4回 2014/10/22(水) 京狩野の冴え
第5回 2014/10/29(水) 光悦・宗達と唐紙
第6回 2014/11/ 5(水) 光琳と抱一、金と銀
第7回 2014/11/12(水) 文人の銀、奇想の銀
第8回 2014/11/19(水) 幽霊の登場
第9回 2014/11/26(水) 影の誕生
第10回 2014/12/ 3(水) 近代と金の模索
古来日本の絵画において、光と影、あるいは闇はどのように表されてきたのでしょうか。ある時は水面に映る月の光が、ある時は雪明りの白さが、画面に光輝と情趣をもたらし、異形の者を呼ぶ夜の闇が、物語の世界へとわたしたちを誘います。この講座では、光とかがやき、さらには影と闇に注目して、日本絵画を読み解いていきます。
【講義概要】
どこまでも続く金の雲、雲母の輝きを背景にこちらを見つめる遊女、障子にうつった化け猫の影。光や影、輝きや闇の表現が画面に果たす役割は、決して小さくありません。作品をじっくりと鑑賞し、時には関係するテキストを読みながら、作品の世界に親しみましょう。細かな鉱物の欠片や画面の片隅でひっそりと揺れる赤い炎が、多様な意味とストーリーを担っていることに気付くとき、日本絵画はより豊かな表情をみせてくれるはずです。
【各回の講義予定】
第1回 2014/10/ 1(水) 日本絵画の光と影
第2回 2014/10/ 8(水) 天下人と黄金のかがやき1
第3回 2014/10/15(水) 天下人と黄金のかがやき2
第4回 2014/10/22(水) 京狩野の冴え
第5回 2014/10/29(水) 光悦・宗達と唐紙
第6回 2014/11/ 5(水) 光琳と抱一、金と銀
第7回 2014/11/12(水) 文人の銀、奇想の銀
第8回 2014/11/19(水) 幽霊の登場
第9回 2014/11/26(水) 影の誕生
第10回 2014/12/ 3(水) 近代と金の模索
備考
【ご受講に際して】
◆2013年度冬講座、2014年度春講座とタイトルは同じですが、各回講義では異なるテーマを取り扱います。
◆2013年度冬講座、2014年度春講座とタイトルは同じですが、各回講義では異なるテーマを取り扱います。
講師陣
名前 | 岡本 明子 |
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肩書き | 東京藝術大学大学美術館学芸研究員 |
プロフィール | 神奈川県生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程満期退学。専門分野は日本絵画史、特に室町・桃山時代の障屏画。藝大美術館に学芸員として勤務するほか、早稲田大学文学部で講師を勤める。 |