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講座詳細情報

申し込み締切日:2014-07-03 / 世界史 / 学内講座コード:320307

古代ローマの歴史 ローマ史をめぐるいくつかの問題

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 中野校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
7月10日(木)~ 9月11日(木)
講座回数
8回
時間
13:00~14:30
講座区分
通年 
入学金
8,000円
受講料
18,400円
定員
54
その他
ビジター価格 21,100円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
「古代ローマ」という言葉を知らない人は少ないでしょう。けれども、その歴史やローマ人のものの考え方については、意外に知られていない側面が数多くあります。本講座では、古代ローマ時代の証言や史料に可能な限り当たりつつ、教科書や一般的な参考書から一歩踏み込んだローマ史の理解を目指します。

【講義概要】
ローマ帝国は、紀元前四世紀から一世紀にかけて現在の西ヨーロッパから中近東にいたる広大な地域を征服し、その後数世紀にわたって支配を続けました。その影響下にあった地域では、今もなお数多くの考古遺跡や遺物はもちろん、ローマ由来の伝統や制度が連綿と受け継がれています。本講座は、古代ローマ史を大別する三つの時代(共和政期、共和政から帝政への移行期、帝政期)から、一般にも比較的なじみのあるテーマを取り上げ、それらを掘り下げることで、古代ローマ社会の幅広い特質を概観します。本年度は、「共和政ローマ史誕生の謎」「ローマ皇帝とは何か」「『ローマの平和』は平和の時代だったか」という問題を中心に講義する予定です。

【各回の講義予定】
第1回 2014/ 7/10(木) 後代に生まれた「ローマの歴史」― ローマ史の概要と問題点
第2回 2014/ 7/17(木) 共和政ローマ史誕生の謎(1) ― 700年の歴史はどのように生まれたのか
第3回 2014/ 7/24(木) 共和政ローマ史誕生の謎(2) ― 膨張し続ける「共和政ローマ史」
第4回 2014/ 7/31(木) ローマ皇帝とは何か(1) ― 皇帝アウグストゥスの『業績録』
第5回 2014/ 8/21(木) ローマ皇帝とは何か(2) ― 君主か第一市民か
第6回 2014/ 8/28(木) 「ローマの平和」は平和の時代だったか(1) ― 共和政期の戦争と平和
第7回 2014/ 9/ 4(木) 「ローマの平和」は平和の時代だったか(2) ― 平和か支配か
第8回 2014/ 9/11(木) 「ローマの平和」は平和の時代だったか(3) ― 帝政期の戦争と平和

備考

【ご受講に際して】
◆高校世界史B程度の古代ローマ史に関する予備知識があると、授業に対する理解度がより深まるでしょう。

講師陣

名前 松原 俊文
肩書き 早稲田大学講師
プロフィール 専攻分野は古代ギリシア・ローマ史。共監訳『ギリシア・ローマ文化誌百科』(原書房)、監修『戦闘技術の歴史 1 古代編』(創元社)、「『ローマ共和政偉人伝』解題・訳」(地中海研究所紀要 第4号)、‘Hornblower's Thucydides(Hyperboreus 18)
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