講座詳細情報
申し込み締切日:2014-07-03 / 芸術・文化 / 学内講座コード:120403
寄らば斬るぞ―早稲田大学演劇博物館連携講座― ~歌舞伎・新国劇・ちゃんばら映画~
- 開催日
- 7月10日(木)~ 7月24日(木)
- 講座回数
- 3回
- 時間
- 13:00~14:30
- 講座区分
- 数回もの
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 8,000円
- 定員
- 30
- その他
- ビジター価格 9,200円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
歌舞伎から新国劇を経て、映画で花開くチャンバラの世界は、江戸の歌舞伎が、如何にして近代に引き継がれたか、という事例のひとつでもあります。これとあわせて、早稲田大学出身の澤田正二郎によって旗揚げされた新国劇の、「国劇」という夢と理想を知ることをめざします。
【講義概要】
澤田正二郎創設のは、リアルな立ち廻りや、長谷川伸の股旅物の世界や「王将」の坂田三吉など、独自の演技術や人物像を作り上げ、昭和末まで広く知られました。しかし、澤田正二郎の夢は、もっとさらに途方もないもので、「国定忠次」や「大菩薩峠」など大衆文化の沃野をひらくだけでなく、古典歌舞伎や翻訳劇にまで手を伸ばし、文字通り新しい国劇をめざしたのです。演劇博物館の秋季展示「寄らば斬るぞ~新国劇と剣劇の世界」に先立ち、歌舞伎的世界と近代の歩みをたどります。新国劇の衣鉢を継ぐ笠原章氏をゲストにお迎えし、想い出をうかがう回も設けます。
【各回の講義予定】
第1回 2014/ 7/10(木) 国劇という夢――歌舞伎から澤田正二郎まで
第2回 2014/ 7/17(木) ちゃんばらの革命――澤田正二郎の残したもの
第3回 2014/ 7/24(木) 新国劇を語る――笠原章氏をお迎えして
歌舞伎から新国劇を経て、映画で花開くチャンバラの世界は、江戸の歌舞伎が、如何にして近代に引き継がれたか、という事例のひとつでもあります。これとあわせて、早稲田大学出身の澤田正二郎によって旗揚げされた新国劇の、「国劇」という夢と理想を知ることをめざします。
【講義概要】
澤田正二郎創設のは、リアルな立ち廻りや、長谷川伸の股旅物の世界や「王将」の坂田三吉など、独自の演技術や人物像を作り上げ、昭和末まで広く知られました。しかし、澤田正二郎の夢は、もっとさらに途方もないもので、「国定忠次」や「大菩薩峠」など大衆文化の沃野をひらくだけでなく、古典歌舞伎や翻訳劇にまで手を伸ばし、文字通り新しい国劇をめざしたのです。演劇博物館の秋季展示「寄らば斬るぞ~新国劇と剣劇の世界」に先立ち、歌舞伎的世界と近代の歩みをたどります。新国劇の衣鉢を継ぐ笠原章氏をゲストにお迎えし、想い出をうかがう回も設けます。
【各回の講義予定】
第1回 2014/ 7/10(木) 国劇という夢――歌舞伎から澤田正二郎まで
第2回 2014/ 7/17(木) ちゃんばらの革命――澤田正二郎の残したもの
第3回 2014/ 7/24(木) 新国劇を語る――笠原章氏をお迎えして
講師陣
名前 | 児玉 竜一 |
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肩書き | 早稲田大学教授、早稲田大学演劇博物館副館長 |
プロフィール | 昭和42年兵庫県生まれ。早稲田大学大学院から、早大助手、東京国立文化財研究所、日本女子大学などを経て現職。専門は歌舞伎研究と評論。編書に『能楽・文楽・歌舞伎』、共編著に『カブキ・ハンドブック』、『映画のなかの古典芸能』など。「朝日新聞」で歌舞伎評担当。2013年より早稲田大学演劇博物館副館長。 |