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講座詳細情報

申し込み締切日:2014-04-02 / 世界史 / 学内講座コード:310306

ヨーロッパの王家 王妃はいかなる役割を果たしたか

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 中野校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
4月 9日(水)~ 6月 4日(水)
講座回数
全8回
時間
15:00~16:30
講座区分
前期 
入学金
8,000円
受講料
18,400円
定員
30
その他
ビジター価格 21,100円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
1066年のノルマン征服から、19世紀のオランダ・ベルギー王室成立までの、ヨーロッパ王室の成立と消滅を概観する。見逃されてきた女性君主の活躍、王妃の果たした役割にも焦点をあてながら、ヨーロッパ近世がいかなる歴史の上に成立したかを理解したい。

【講義概要】
幾多の戦争や内乱や断絶の困難を克服して生き延びたヨーロッパの王室、歴史の流れや戦争に敗れ消滅していった王室、19世紀に新たに成立した王室などをひもとき、ヨーロッパ史を概観する。これまであまり焦点のあてられなかった王妃や女性君主が果たした役割にも光をあてる。

【各回の講義予定】
第1回 2014/ 4/ 9(水) イギリスは1066年にフランス人のノルマンディ公爵によって征服され、今日にまで続く王朝の基礎を築いた。ノルマン王朝がいかなる基礎を築いたのか、王妃の果たした役割は?
第2回 2014/ 4/16(水) 19世紀にイギリスはドイツ人を新しい王として招き、今日のウィンザー王家を開祖した。英語を話さない国王の存在により、イギリスは延命措置を永遠づけられたことになる。その効用は?
第3回 2014/ 4/23(水) 15世紀末、アラゴン王フェルディナンドとカスティリア女王イザベルによりイベリア半島が統一され、スペインが成立した。次世代に、ハプスブルク家の配下に入り、スペイン王室は消滅する。
第4回 2014/ 5/ 7(水) スペイン・ハプスブルク王国はスペインとオーストリアに二分された。スペイン・ハプスブルク王室は、1700年、カルロス2世をもって幕を閉じる。このことによりヨーロッパ政局は混乱をきわめる。
第5回 2014/ 5/14(水) スペイン・ハプスブルク王室は消滅したが、オーストリア・ハプスブルク王室はしぶとく生き延びる。しかしマリア・テレジア時代に欧州列強から攻め込まれ最大の危機を迎える。その戦いの軌跡を追う。
第6回 2014/ 5/21(水) ヴァロワ王朝の栄光と断絶。ブルボン王朝の成立。15世紀、フランスのアンリ2世と妃カトリーヌ・ド・メディシスは10人もの子に恵まれながら、消滅する。なぜ滅びに至ったのか?
第7回 2014/ 5/28(水) ルイ14世からルイ16世までのブルボン王朝。ヴェルサイユ宮殿を築き、ヨーロッパに君臨した太陽王ルイ16世。しかし、その栄光は4代で潰え去る。
第8回 2014/ 6/ 4(水) 長い独立戦争を戦いぬき、19世紀に、立憲君主制を選択したオランダとベルギー。その成立過程を追い、王室が近代社会に果たす役割を考える。

備考

【テキスト・参考図書】
参考図書
『図説ヨーロッパの王妃』(河出書房新社)(1,800円)(ISBN:4-309-76082-1)

講師陣

名前 石井 美樹子
肩書き 神奈川大学名誉教授
プロフィール
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