講座詳細情報
申し込み締切日:2014-04-14 / 日本史 / 学内講座コード:211106
江戸の産業と流通 ヒト・モノ・カネのながれ
- 開催日
- 4月21日(月)~ 6月 9日(月)
- 講座回数
- 全4回
- 時間
- 15:00~16:30
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 10,000円
- 定員
- 30
- その他
- ビジター価格 11,500円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
関連講座
講座詳細
【目標】
江戸時代における産業と技術、流通の歴史について明らかにし、主に年貢のための米穀生産の傍らで商品作物の生産とともに発達した諸産業とその生産物や、人の移動や流通の手段である交通・流通について、極めて特徴的な物品、技術、手段などを中心にすえて考えてみたいと思います。
【講義概要】
日本近世の社会は石高制社会と呼ばれ、おもに水田における米の生産とその課税である米年貢を中心とする社会構造でした。農業では基本的に米の増産が目指されましたが、その一方で商品作物となる綿織物や綿の原料となる木棉、絹の原料をつくる蚕の餌となる桑、茶といった、三草四木(麻・藍・紅花または木綿および桑・茶・楮・漆)などの諸産物の生産が活発に行われ、これに伴い農業以外の諸産業と鉱工業、交通・物流の手段がそれぞれ発達し、なかには近代化の萌芽になるものもありました。この講座では、近世における諸産物・諸産業・鉱工業の生産活動の歴史、交通・流通の歴史を解説していきます。
【各回の講義予定】
第1回 2014/ 4/21(月) 下総国猿島茶の生産と流通
第2回 2014/ 5/12(月) 荒木田土と煉瓦・瓦の生産
第3回 2014/ 5/26(月) 銅の生産と国内流通
第4回 2014/ 6/ 9(月) 銅の海外輸出
江戸時代における産業と技術、流通の歴史について明らかにし、主に年貢のための米穀生産の傍らで商品作物の生産とともに発達した諸産業とその生産物や、人の移動や流通の手段である交通・流通について、極めて特徴的な物品、技術、手段などを中心にすえて考えてみたいと思います。
【講義概要】
日本近世の社会は石高制社会と呼ばれ、おもに水田における米の生産とその課税である米年貢を中心とする社会構造でした。農業では基本的に米の増産が目指されましたが、その一方で商品作物となる綿織物や綿の原料となる木棉、絹の原料をつくる蚕の餌となる桑、茶といった、三草四木(麻・藍・紅花または木綿および桑・茶・楮・漆)などの諸産物の生産が活発に行われ、これに伴い農業以外の諸産業と鉱工業、交通・物流の手段がそれぞれ発達し、なかには近代化の萌芽になるものもありました。この講座では、近世における諸産物・諸産業・鉱工業の生産活動の歴史、交通・流通の歴史を解説していきます。
【各回の講義予定】
第1回 2014/ 4/21(月) 下総国猿島茶の生産と流通
第2回 2014/ 5/12(月) 荒木田土と煉瓦・瓦の生産
第3回 2014/ 5/26(月) 銅の生産と国内流通
第4回 2014/ 6/ 9(月) 銅の海外輸出
講師陣
名前 | 森 朋久 |
---|---|
肩書き | 明治大学講師、明治大学博物館研究調査員 |
プロフィール | - |