検索:

トップ > 講座詳細


講座詳細情報

申し込み締切日:2014-03-31 / 文学:日本史 / 学内講座コード:110209

中世の和歌古筆を探る

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
4月 7日(月)~ 6月16日(月)
講座回数
全10回
時間
14:45~16:15
講座区分
前期 
入学金
8,000円
受講料
23,000円
定員
30
その他
ビジター価格 26,400円
補足
資料を請求する
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

関連講座

講座詳細

【目標】
平安~室町時代に書写された、和歌集や物語の写本を古筆といいます。写本は現代の仮名とは異なる変体仮名で記されています。この講座では、変体仮名の読み方、古筆に記された内容、鑑賞の仕方を学びます。

【講義概要】
平安~室町時代に書写された、和歌集や物語の仮名書きの写本を古筆といいます。特に平安~鎌倉時代の古筆は美しい仮名書と料紙から美術品として高く評価されています。この講座では古筆に用いられた、現代の仮名とは異なる変体仮名の読み方を学びつつ、古筆の内容に触れてゆきます。また、書写された時代によって異なる仮名書の様式の違いや鑑賞の仕方を、豊富なスライドと実物の見学なども交えてお話ししたいと思います。

【各回の講義予定】
第1回 2014/ 4/ 7(月) 変体仮名を読む(これは毎時間、必ず実施します)
リファレンス 古筆とはどのようなものか
第2回 2014/ 4/14(月) 古筆の様々な形態(完本、古筆切、手鑑、軸装)、鑑賞形態の変遷
第3回 2014/ 4/21(月) 仮名前史(5世紀~10世紀まで)
第4回 2014/ 4/28(月) 各時代の古筆(平安) 仮名古筆の古典「高野切」
第5回 2014/ 5/12(月) 各時代の古筆(平安)「高野切」以降と院政期の仮名
第6回 2014/ 5/19(月) 各時代の古筆(鎌倉) 鎌倉の仮名は平安の仮名はどう違うか?
第7回 2014/ 5/26(月) 各時代の古筆(南北朝~室町)中世の仮名古筆
第8回 2014/ 6/ 2(月) 実物や模本による鑑賞の実習
第9回 2014/ 6/ 9(月) 時代を映す仮名の様式
第10回 2014/ 6/16(月) 料紙装飾のいろいろ

備考

【ご受講に際して】
・毎時間、変体仮名を読む練習をします。プリントは用意しますが、変体仮名の字典を何か用意して下さい(参考図書参照)
・期間中に1~2回、実物や模本を使用した鑑賞の実習の機会を儲けたいと思います。

【テキスト・参考図書】
参考図書
『二玄社版 日本書道辞典』(二玄社)(4,800円)(ISBN:4-544-01226-0)
『くずし字解読辞典』(東京堂出版)(2,200円)(ISBN:4-490-10331-X)
『仮名古筆の内容と書様(仮題)』(笠間書院)別府節子著、平成26年3月31日刊行予定

講師陣

名前 別府 節子
肩書き 出光美術館 学芸員
プロフィール
資料を請求する

関連講座

質問する

↑ページの先頭へ

© MARUZEN-YUSHODO Co., Ltd. All Rights Reserved.