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講座詳細情報

申し込み締切日:2014-04-03 / 芸術・文化 / 学内講座コード:100402

歌舞伎と文楽

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
4月10日(木)~ 6月19日(木)
講座回数
全20回
時間
13:00~14:30
講座区分
前期 
入学金
8,000円
受講料
44,000円
定員
30
その他
受講料は後期分合わせての金額になります。分納の場合:23000円×2回払い
ビジター価格 52,900円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
江戸時代を代表する芸能である、歌舞伎と文楽を、比較対照しながら、そのみどころを具体的に紹介します。昔から今にいたる舞台を映像で鑑賞しながら、作品にまつわる芸談やエピソードなどを紹介することを通して、歌舞伎と文楽、それぞれの特質や面白さ、楽しみ方、さらには周辺文化への拡がりを学びます。

【講義概要】
今年度は、前期は「東海道四谷怪談」、後期は景清に関わる作品群を取り上げます。前期の「東海道四谷怪談」は、言わずと知れた怪談狂言の最高峰ですが、実は「伊右衛門浪宅」は早稲田の近くという設定の、早稲田ご当地狂言でもあります。「仮名手本忠臣蔵」を背景とした設定や、同時代の事件への取材、仕掛の工夫の数々、後世への影響など、多岐にわたる焦点を抱えた作品です。代々の名演を参照しながら、映画での脚色や工夫などにも目を配りつつ、作品の全貌をご紹介します。後期は、平家の悪七兵衛景清に取材した作品、景清物から取り上げます。歌舞伎では、歌舞伎十八番のひとつとして知られますが、文楽では、「阿古屋琴責」や「嬢景清八嶋日記」が知られます。「阿古屋」は歌舞伎女形の大役でもあり、「嬢景清」は歌舞伎と文楽合同公演の演目にも選ばれた大曲です。古浄瑠璃の時代に訣別を告げ、当流浄瑠璃の到来を象徴する作品とされた「出世景清」(近松門左衛門作)など、景清を軸に、多彩な作品群を紹介します。

【各回の講義予定】
第1回 2014/ 4/10(木) 東海道四谷怪談の世界
第2回 2014/ 4/17(木) 浅草観音の場
第3回 2014/ 4/24(木) 地獄宿の場
第4回 2014/ 5/ 8(木) 伊右衛門浪宅の場
第5回 2014/ 5/15(木) 伊右衛門浪宅の場
第6回 2014/ 5/22(木) 隠亡堀の場
第7回 2014/ 5/29(木) 三角屋敷の場
第8回 2014/ 6/ 5(木) 三角屋敷の場
第9回 2014/ 6/12(木) 夢の場
第10回 2014/ 6/19(木) 蛇山庵室の場
第11回 2014/10/ 2(木) 景清の世界 歌舞伎・文楽から落語まで
第12回 2014/10/ 9(木) 「出世景清」その1
第13回 2014/10/16(木) 「出世景清」その2
第14回 2014/10/23(木) 「出世景清」その3・歌舞伎十八番「景清」
第15回 2014/10/30(木) 「阿古屋琴責」
第16回 2014/11/ 6(木) 「阿古屋琴責」
第17回 2014/11/13(木) 「嬢景清八嶋日記」その1
第18回 2014/11/20(木) 「嬢景清八嶋日記」その2
第19回 2014/11/27(木) 「嬢景清八嶋日記」その3
第20回 2014/12/ 4(木) 「嬢景清八嶋日記」その4

備考

【テキスト・参考図書】
テキスト
『東海道四谷怪談』(岩波書店岩波文庫)(900円)(ISBN:4003021312)

講師陣

名前 児玉 竜一
肩書き 早稲田大学教授、早稲田大学演劇博物館副館長
プロフィール
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