大学公開講座のセカンドアカデミー

【目標】
日本近代は植民地支配をその一環に深く組み込んでいた。したがって日本近代の動きを知るためには、植民地での動きを知っておくことが必須の前提である。本講座はその目的に応えるため、まず満鉄調査部の動きをフォローすることとした。

【講義概要】
本講座では、満鉄調査部の誕生から死までの約半世紀をその活動の実態に即して軌跡を追う。それを前提にこの調査活動が日本の明治以降の大陸政策にいかなる影響を与えたのかを、その時代を追って論ずることとする。

【各回の講義予定】
第1回 2014/ 4/ 8(火) 日露戦争と中国東北
第2回 2014/ 4/15(火) 満鉄調査部の誕生（1）
第3回 2014/ 4/22(火) 満鉄調査部の誕生（2）
第4回 2014/ 5/13(火) 1910年代の東北と満鉄調査部（1）
第5回 2014/ 5/20(火) 1910年代の東北と満鉄調査部（2）
第6回 2014/ 5/27(火) 1910年代の東北と満鉄調査部（3）
第7回 2014/ 6/ 3(火) 1920年代の東北と満鉄調査部（1）
第8回 2014/ 6/10(火) 1920年代の東北と満鉄調査部（2）
第9回 2014/ 6/17(火) 1920年代の東北と満鉄調査部（3）
第10回 2014/ 6/24(火) まとめ
第11回 2014/ 9/30(火) 満州事変と満鉄調査部（1）
第12回 2014/10/ 7(火) 満州事変と満鉄調査部（2）
第13回 2014/10/14(火) 日中戦争と満鉄調査部（1）
第14回 2014/10/21(火) 日中戦争と満鉄調査部（2）
第15回 2014/10/28(火) 日中戦争と満鉄調査部（3）
第16回 2014/11/ 4(火) 日本経済戦時下の満鉄調査部（1）
第17回 2014/11/11(火) 日本経済戦時下の満鉄調査部（2）
第18回 2014/11/18(火) 日本経済戦時下の満鉄調査部（3）
第19回 2014/11/25(火) 日本経済戦時下の満鉄調査部（4）
第20回 2014/12/ 2(火) まとめ

名前	小林 英夫
肩書き	早稲田大学教授
プロフィール	－