講座詳細情報
申し込み締切日:2014-04-05 / 世界史 / 学内講座コード:100319
ギリシア神話とヨーロッパ文化 西洋古典古代文化の基層とその変容(2)
- 開催日
- 4月12日(土)~ 6月21日(土)
- 講座回数
- 全20回
- 時間
- 10:40~12:10
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 44,000円
- 定員
- 30
- その他
- 受講料は後期分合わせての金額になります。分納の場合:23000円×2回払い
ビジター価格 52,900円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
西洋の文化伝統の源泉は古典古代にある。その神話と宗教は芸術に形を得、以来人間の想像力の中に生きている。古典文学の主題をなす多様な神格の信仰、機能・祭儀・神話の本来の姿を捉え、(ローマも含め)以降の西洋文化の中でのそれらの変容を見ていきたい。
【講義概要】
昨年度に引き続き、おもにギリシャ宗教と神話を扱う。個々の主要な神々は昨年に一応の概観を行ったので、本年度はおもに英雄(heros)、神話に登場する初期の人間に関する神話を取り上げて解説する予定である。今回はオイディプースを扱う。昨年度は古典古代における本来の信仰や概念の紹介に力点を置いたため近世西欧文化での意義を扱えなかったが、今年度は特定の英雄について、近年活発な古典の受容史の動向を踏まえ、古代から現代まで3000年近くにわたる通時的な変容を論じたいと思う。
【各回の講義予定】
第1回 2014/ 4/12(土) テーバイとオイディプースの神話圏1
第2回 2014/ 4/19(土) オイディプースの神話圏2:その末裔
第3回 2014/ 4/26(土) アイスキュロス『テーバイ攻めの七将』
第4回 2014/ 5/10(土) ソポクレース『オイディプース王』
第5回 2014/ 5/17(土) ソポクレース『アンティゴネー』
第6回 2014/ 5/24(土) ヘレニズム・ローマ文学におけるオイディプース神話
第7回 2014/ 5/31(土) セネカ『オエディプース』
第8回 2014/ 6/ 7(土) セネカ『フェニキアの女たち』
第9回 2014/ 6/14(土) スターティウス『テーバイス』と中世の伝説群
第10回 2014/ 6/21(土) ルネサンスにおけるソポクレースの復活
第11回 2014/ 9/27(土) 近世初期から古典劇まで
第12回 2014/10/ 4(土) 19世紀における『アンティゴネー』
第13回 2014/10/11(土) 世紀末とオイディプース1
第14回 2014/10/18(土) 世紀末とオイディプース2
第15回 2014/10/25(土) 精神分析学によるオイディプース解釈1
第16回 2014/11/ 8(土) 精神分析学によるオイディプース解釈2
第17回 2014/11/15(土) 構造主義によるオイディプース解釈1
第18回 2014/11/22(土) 構造主義によるオイディプース解釈2
第19回 2014/11/29(土) 現代におけるオイディプース1
第20回 2014/12/ 6(土) 現代におけるオイディプース2
西洋の文化伝統の源泉は古典古代にある。その神話と宗教は芸術に形を得、以来人間の想像力の中に生きている。古典文学の主題をなす多様な神格の信仰、機能・祭儀・神話の本来の姿を捉え、(ローマも含め)以降の西洋文化の中でのそれらの変容を見ていきたい。
【講義概要】
昨年度に引き続き、おもにギリシャ宗教と神話を扱う。個々の主要な神々は昨年に一応の概観を行ったので、本年度はおもに英雄(heros)、神話に登場する初期の人間に関する神話を取り上げて解説する予定である。今回はオイディプースを扱う。昨年度は古典古代における本来の信仰や概念の紹介に力点を置いたため近世西欧文化での意義を扱えなかったが、今年度は特定の英雄について、近年活発な古典の受容史の動向を踏まえ、古代から現代まで3000年近くにわたる通時的な変容を論じたいと思う。
【各回の講義予定】
第1回 2014/ 4/12(土) テーバイとオイディプースの神話圏1
第2回 2014/ 4/19(土) オイディプースの神話圏2:その末裔
第3回 2014/ 4/26(土) アイスキュロス『テーバイ攻めの七将』
第4回 2014/ 5/10(土) ソポクレース『オイディプース王』
第5回 2014/ 5/17(土) ソポクレース『アンティゴネー』
第6回 2014/ 5/24(土) ヘレニズム・ローマ文学におけるオイディプース神話
第7回 2014/ 5/31(土) セネカ『オエディプース』
第8回 2014/ 6/ 7(土) セネカ『フェニキアの女たち』
第9回 2014/ 6/14(土) スターティウス『テーバイス』と中世の伝説群
第10回 2014/ 6/21(土) ルネサンスにおけるソポクレースの復活
第11回 2014/ 9/27(土) 近世初期から古典劇まで
第12回 2014/10/ 4(土) 19世紀における『アンティゴネー』
第13回 2014/10/11(土) 世紀末とオイディプース1
第14回 2014/10/18(土) 世紀末とオイディプース2
第15回 2014/10/25(土) 精神分析学によるオイディプース解釈1
第16回 2014/11/ 8(土) 精神分析学によるオイディプース解釈2
第17回 2014/11/15(土) 構造主義によるオイディプース解釈1
第18回 2014/11/22(土) 構造主義によるオイディプース解釈2
第19回 2014/11/29(土) 現代におけるオイディプース1
第20回 2014/12/ 6(土) 現代におけるオイディプース2
備考
【ご受講に際して】
・事前知識は不要ですが、話がかなり細かくなることが多く、古代ギリシャ・ローマ文化を初めて聞く方には難しい場合があるかもしれません。
・事前知識は不要ですが、話がかなり細かくなることが多く、古代ギリシャ・ローマ文化を初めて聞く方には難しい場合があるかもしれません。
講師陣
名前 | 兼利 琢也 |
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肩書き | 早稲田大学講師 |
プロフィール | - |