大学公開講座のセカンドアカデミー

＜目標＞
大正から昭和に至る歴史を、早稲田大学出身の代表的な政治家を通してたどります。戦争を間にはさんだ大正から昭和の激動の時代を、彼らはいかに向き合い、格闘したのでしょうか。彼らの理念や行動を検討するなかから、歴史の実相を読み取っていきます。


＜講義概要＞
大正期から現われはじめる早稲田大学出身の政治家に焦点をあてて、大正から昭和の歴史を考察していきます。今回はそうした稲門政治家のなかから、中野正剛、斎藤隆夫、風見章、浅沼稲次郎の４人を取り上げます。
この講義では、単に彼らの生涯を概略的に振り返るのではなく、その理念と行動を中心に、彼らが直面したターニング・ポイントを、日記や手紙、演説、回想録など、さまざまな資料から検討していきます。なお、講義の進捗によりカリキュラムの順序を変更する場合もあります。


＜各回の予定＞
第１回　【稲門政治家の出現】
大正から昭和初年にかけて台頭する稲門政治家たち。彼らの特色とは？

第２回　【中野正剛】
「革新」政治の旗手中野正剛。彼の目指す現状打破とは？

第３回　【斎藤隆夫】
「反軍演説」で名高い、孤高の政治家斎藤隆夫の理念とは？

第４回　【風見章】
日中戦争勃発時の内閣書記官長（現・官房長官）風見章。拡大していく戦争に、いかなる手を打つか？

第５回　【浅沼稲次郎】
「人間機関車」の愛称で知られる大衆政治家浅沼稲次郎。その実像とは？

＜ご受講に際して（持物、注意事項）＞
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＜備考＞
資料配付


＜お問い合わせ＞
開講日まで１週間を切った講座は、お電話にてお問い合わせください。
　→　電話番号 ０３−３２０８−２２４８

講座申込みは開講日前日（前日が休業日のときは前開室日）１７時まで可能です。

名前	望月　雅士
肩書き	早稲田大学大学史資料センター嘱託、早稲田大学講師
プロフィール	－