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講座詳細情報

申し込み締切日:2013-09-25 / 自然科学・環境 / 学内講座コード:007013

海底の沈み込みと人間生活

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
10/2~12/4(水)
講座回数
20
時間
14:45~16:15
講座区分
その他 
入学金
8,000円
受講料
44,000円
定員
30
その他
分納の場合 23000×2
補足
資料を請求する
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

<目標>
日本列島の下には厚さ80km近い太平洋の海底プレートが日本海溝からアジア大陸に向って斜めに沈み込んでいる。
2011年の東北日本太平洋沖地震のような大地震はこの沈み込み帯とその上の大陸プレートとの擦れ合いから発生する。
上部プレートが押されて生じる圧縮力からも浅い(直下型)地震が起る。
100km以上沈んだ海底プレートの上面は高温高圧下で融けてマグマを産み上昇して火山を造る。

一方で現在の日本列島は硬い沈み込み帯で支えられて高い陸になっている。
沈み込み帯が折れて落下すると列島は支えを失って沈没する。
約1千万年前の東北日本中部(秋田県・山形県)は水深2000mもの海底になって熱水噴出による「黒鉱」を造った。

同様な現象は環太平洋一帯やインド洋、地中海、カリブ海の一部にも存在する。これらの研究を通じて生きている地球を探る。


<講義概要>
1.沈み込み帯の位置は深さ100km付近までは上盤との境界地震、それ以深ではスラブ内の小地震の群れ(深発地震面)で判別できる。それを発見したのは後の気象庁長官、学士院長の和達清夫だった。
2.沈み込み速度はGPSで測定された洋上の島々の位置変化から精密に決められる。日本海溝では年に8cm、南海トラフでは年当り4~6cmである。
3.沈み込み角度は日本海溝では約45度だが、マリアナ海溝ではほぼ真下に落ちている。
4.南米沖のペルー・チリ海溝からの沈み込み角度はごく緩く、20~30度のまま大陸の奥まで続く。
5.太平洋北東部の沈み込み帯の上には海溝にほぼ平行に島弧が並び背後に背弧海盆が存在する。


<各回の予定>
-

備考

<ご受講に際して(持物、注意事項)>
-


<備考>
資料配付

★後期追加募集対象講座
後期追加募集とは、4月からスタートした年間講座(春・秋学期に継続して行われるクラス)のうち、特定の条件のもとで後期(秋学期)からの受講生を募集するものです。
ご関心のある方は、お電話または窓口でお問い合わせください。
※Web申込、会員先行申込は承っておりませんのでご了承ください。
※お支払いは後期分受講料のご請求となります。新規ご入会の方は別途入会金が必要です。
※後期第一週目からご受講いただけます(授業内容は途中からとなります)。なお、単位は付与されませんのでご了承ください。


<お問い合わせ>
開講日まで1週間を切った講座は、お電話にてお問い合わせください。
 → 電話番号 03−3208−2248

講座申込みは開講日前日(前日が休業日のときは前開室日)17時まで可能です。

講師陣

名前 小林 和男
肩書き 東京大学  名誉教授、研究顧問
プロフィール
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