大学公開講座のセカンドアカデミー

建築家の生き方を通して、日本近代建築の歴史を学びます。
建築家はどんな思いで、何を設計し、現在、いかに残っているのでしょうか。
講義は映像を中心に行ない、資料を配付します。２回の見学会では実際に建築を訪ね、理解を深めます。


モダニズム建築は意外に幅広いものです。今回はそのひろがりを、戦後に活躍を始めた世代の建築家を通じて見ていきます。
例えば大江宏。彼は丹下健三と同級生ですが、モダニズムに伝統的な和風、擬洋風建築やイスラム建築までとり込んだような建築を生み出しました。
あるいは吉阪隆正。ル・コルビュジエの弟子と言われる建築家ですが、狭い意味での近代主義を乗り越える仕事や弟子たちを世に送り出しました。日本のモダニズム建築を、再発見しながら解説します。

参考図書
『東京建築 みる・あるく・かたる』（京阪神エルマガジン社）
『東京建築ガイドマップ』（エクスナレッジ）


第１回　吉阪隆正
第２回　大江　宏／見学会１：東京さぬき倶楽部（10：30-15：00）
第３回　清家　清
第４回　松村正恒、池辺　陽
第５回　芦原義信／見学会２：武蔵野美術大学（10：30-15：30）
第６回　天野太郎、圓堂正嘉

※第２回・第５回は教室での講義後、現地見学会を実施いたします。交通費等の費用は別途実費ご負担となります。
※見学会開催日は10：30?15：00


資料配付

名前	倉方　俊輔
肩書き	大阪市立大学准教授
プロフィール	－