講座詳細情報
申し込み締切日:2013-04-01 / 日本史 / 学内講座コード:102007
探究 古代の東国IV―群家から東国を考える1―郡の出現―
- 開催日
- 04/08(月) ~ 06/24(月)
- 講座回数
- 10
- 時間
- 13:00 ~ 14:30
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 23,000円
- 定員
- 30
- その他
- ※入会金については、各種減免制度があります。詳しくはパンフレットをご覧ください。
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
古代の東国は、王権から特殊な地域とみなされていました。その東国を探求すべく、おもに6?9世紀の様相を、毎年異なるテーマを、考古・文献・地理資料を交えて考えます。
今年のテーマは郡家です。古代の地方は国―郡―里(郷)という行政領域に分けられ、支配されていました。国はいくつかの郡、郡はいくつかの郷からなり、都を頂点とした支配体制となっていたのです。国には天皇の代理として国司が都から派遣され、国府で各国の行政・司法・宗教を総覧しました。国の下位となる郡は、地域の有力者から選ばれた郡司が運営し、地域を実質的に治めていました。その支配拠点である郡家は、各地で発掘調査が進み、国家の支配を実態から考えられるようになりました。
支配の頂点に位置する宮都から見る古代とは違った古代を、東国の郡家から考えてみましょう。違った古代が見えてくるはずです。
郡家の問題は多岐にわたるので、今回は郡の成立を中心に扱い、郡家遺跡の基礎を学びます。
第1回 国・郡・里の変遷
第2回 郡の成立1―孝徳期の立評とは―
第3回 郡の成立2―立評の実態―
第4回 郡成立の前提としての官家1
第5回 郡成立の前提としての官家2―6世紀と7世紀の画期―
第6回 郡家の構造1―『常陸国風土記』の分析から―
第7回 郡家の構造2―『上野国交替実録帳』の分析から―
第8回 郡家遺跡の建物とその構造
第9回 郡家遺跡の出現
第10回 郡家の構造3―発掘調査の成果から―
今年のテーマは郡家です。古代の地方は国―郡―里(郷)という行政領域に分けられ、支配されていました。国はいくつかの郡、郡はいくつかの郷からなり、都を頂点とした支配体制となっていたのです。国には天皇の代理として国司が都から派遣され、国府で各国の行政・司法・宗教を総覧しました。国の下位となる郡は、地域の有力者から選ばれた郡司が運営し、地域を実質的に治めていました。その支配拠点である郡家は、各地で発掘調査が進み、国家の支配を実態から考えられるようになりました。
支配の頂点に位置する宮都から見る古代とは違った古代を、東国の郡家から考えてみましょう。違った古代が見えてくるはずです。
郡家の問題は多岐にわたるので、今回は郡の成立を中心に扱い、郡家遺跡の基礎を学びます。
第1回 国・郡・里の変遷
第2回 郡の成立1―孝徳期の立評とは―
第3回 郡の成立2―立評の実態―
第4回 郡成立の前提としての官家1
第5回 郡成立の前提としての官家2―6世紀と7世紀の画期―
第6回 郡家の構造1―『常陸国風土記』の分析から―
第7回 郡家の構造2―『上野国交替実録帳』の分析から―
第8回 郡家遺跡の建物とその構造
第9回 郡家遺跡の出現
第10回 郡家の構造3―発掘調査の成果から―
備考
資料配付
講師陣
名前 | 山路 直充 |
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肩書き | 市立市川考古博物館 学芸員、明治大学講師 |
プロフィール | - |