大学公開講座のセカンドアカデミー

西洋文明の出発点であり、「民主政」誕生の場となった古代ギリシアの歴史について、単なる事件の暗記ではなく、出来事の繋がりを考えつつ歴史学的な視野に立って考えながら基礎的な知識を習得することを目的とします。


古代ギリシアが、西洋文明の源流と見なされるようになったのは何故か？というところから出発し、古代ギリシア文明の成立、そしてポリス（都市国家）と呼ばれる古代ギリシア人の共同体の社会・制度的特質と、その発展と変容を概観します。
また「ギリシア神話」として知られるように、古代ギリシアは神々に溢れ、その「宗教」とその他の「世俗」は、密接に絡み合っていました。この面についても可能な限り目配りをしたいと考えています。

参考図書
『古代ギリシアの歴史　ポリスの興隆と衰退』（講談社）（1,103円）（ISBN：978-4061596658）伊藤貞夫著
『図説　ギリシア　エーゲ海文明の歴史を訪ねて』（河出書房新社）（1,890円）（ISBN：978-4309761022）周藤芳幸著


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名前	齋藤　貴弘
肩書き	法政大学　　非常勤講師
プロフィール	－