大学公開講座のセカンドアカデミー

脳は昨今多くの視点から話題になっているが、生物学的に理解されたうえのものとは言いがたい。
講義では１つの細胞としての神経細胞の解剖学的、機能的特徴を理解する。
さらに神経細胞がネットワークを構築することで様々な脳の機能を発現する仕組みを理解する。


4回の講義では以下のテーマにもとづいて講義を進めていく。

第１回　神経細胞（ニューロン）の基本構造と機能の理解:神経細胞は特殊な構造を持ち、かつ電気的に活動し情報伝達を行うという特徴を持っていることを学習する。

第２回　第１回の続きを行う。

第３回　シナプスについて：神経細胞はネットワークを構築することで、はじめて得られた情報を伝達、統合、あるいは選択することが可能になる。この情報伝達に重要なのが神経細胞間をつなぐシナプスと呼ばれる構造である。シナプスを理解し、さらに“うつ病"などで問題になる神経伝達物質と化学物質について理解する。

第４回　３回の講義で得られた知識を下に、記憶や学習をテーマに脳の機能発現のメカニズムを解説する。


第１回　神経細胞の解剖と機能を理解する
第２回　神経細胞の解剖と機能を理解する
第３回　神経細胞はいかにネットワークを形成するか？：シナプスについて
第４回　記憶と学習のしくみについて：われわれはいかに脳機能を発現させているのか？

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名前	永島　計
肩書き	早稲田大学
プロフィール	－