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講座詳細情報

申し込み締切日:2013-02-12 / 文学 / 学内講座コード:403210

『オイディプース王』を読む

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
2/13 ~ 3/6 (水)
講座回数
4
時間
13:30 ~ 15:30
講座区分
その他 
入学金
8,000円
受講料
14,000円
定員
30
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

現存するギリシア悲劇中、最も難解、最も重要な作品である『オイディプース王』に挑戦します。
アポロンの神託に弄ばれ、それから逃げようとすればするほどそれに近づいていく。人間の小ささと、神の大きさ。最後、オイディプースは自らの手で両眼を潰し、石もて国を追われます。
オイディプースは神のもとに平伏した敗残者なのか? それとも? 人間の価値とは何か? 尊厳とは何か? そんなことも考えます。


父であることを知らず父を殺し、母であることを知らず母を娶り4人の子を儲けたオイディプース。すべてはアポロンの神託通りに成就したことでした。
しかしオイディプースは崩折れることなく、神によって弄ばれた今までより、むしろより強く立ち上がり、国民から石もて国を追われ、諸国を愚弄され放浪しながらも、最後まで生き抜きます。そして(三部作の最後では)心静かに昇天します。その変容の意味するものは何か?
『オイディプース王』の詩人ソポクレスの意図したものは何か? 当時の観客はどう理解したのか、そんなところまで想いを馳せながら、熟読します。難解、壮大、そしていささか苦しい挑戦ですが、ギリシア悲劇と言ったら、まず『オイディプース王』、を読まねばなりません。是非制覇したいと思います。

参考図書
『ギリシア悲劇全集3』(岩波書店)(ISBN:4-00-091603-3)


(予告なく変更となる場合があります。予めご了承ください)
第1回~第4回
実際の作品の進み具合によって決まりますので、ページ数で前もって決めることは不可能です。4回で読了するには、飛ばし飛ばし読むことはやむを得ませんが、出来る限り重要なところをピックアップして読了します。

備考

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講師陣

名前 丹羽 隆子
肩書き 東京海洋大学名誉教授 
プロフィール
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