講座詳細情報
申し込み締切日:2012-09-28 / 文学 / 学内講座コード:1011
『源氏物語』「葵」「賢木」「花散里」を読む
- 開催日
- 9/29~12/8(土)
- 講座回数
- 20
- 時間
- 14:45~16:15
- 講座区分
- 通年
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 44,000円
- 定員
- -
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
関連講座
講座詳細
丹念にテキストを分析・解読することによって、表現の背後に隠された作者の考えを味わっていくと同時に、登場人物の心理の動きにも充分注意を払っていきたいと思います。
葵・賢木の両巻は光源氏にとってめまぐるしく変化する巻であり、特に賢木巻では、朧月夜との密会が露見して、弘徽殿による光源氏失脚に向けての画策がなされようとしています。
光源氏を取り巻く政治的状況は大きな転換期を迎え、須磨・明石流離への前史であると考えられます。
負的な位置に立たされた光源氏のあり方に注意して、テキストを読み解いていきたいと思います。
第1回 葵巻 六条御息所が物の怪と化し、葵上に取りつく。光源氏と物の怪との対面。
第2回 同 葵上の男子出産と急逝。
第3回 同 光源氏と六条御息所並びに左大臣家との和歌の贈答。
第4回 同 光源氏と左大臣家の女房たちの悲哀。
第5回 同 光源氏、桐壺院と藤壺を訪問。
第6回 同 光源氏と紫上との新枕。
第7回 賢木巻 六条御息所、伊勢下向を決意。
第8回 同 朱雀帝と斎宮との別れの儀式。
第9回 同 桐壺院の朱雀帝に対する訓戒と院の崩御。
第10回 同 朧月夜、尚侍となり、朝顔の姫君、斎院となる。
第11回 同 光源氏と朧月夜との密会。
第12回 同 光源氏の接近により、藤壺、出家の決意。
第13回 同 藤壺、最後の参内。
第14回 同 光源氏と朱雀帝との対面。
第15回 同 藤壺の出家。
第16回 同 藤壺出家後の動向。
第17回 同 左大臣の辞任。
第18回 同 光源氏と朧月夜との密会、露見。
第19回 同 弘徴殿による光源氏失脚に向けての画策。
第20回 花散里巻 光源氏と花散里との関係。
葵・賢木の両巻は光源氏にとってめまぐるしく変化する巻であり、特に賢木巻では、朧月夜との密会が露見して、弘徽殿による光源氏失脚に向けての画策がなされようとしています。
光源氏を取り巻く政治的状況は大きな転換期を迎え、須磨・明石流離への前史であると考えられます。
負的な位置に立たされた光源氏のあり方に注意して、テキストを読み解いていきたいと思います。
第1回 葵巻 六条御息所が物の怪と化し、葵上に取りつく。光源氏と物の怪との対面。
第2回 同 葵上の男子出産と急逝。
第3回 同 光源氏と六条御息所並びに左大臣家との和歌の贈答。
第4回 同 光源氏と左大臣家の女房たちの悲哀。
第5回 同 光源氏、桐壺院と藤壺を訪問。
第6回 同 光源氏と紫上との新枕。
第7回 賢木巻 六条御息所、伊勢下向を決意。
第8回 同 朱雀帝と斎宮との別れの儀式。
第9回 同 桐壺院の朱雀帝に対する訓戒と院の崩御。
第10回 同 朧月夜、尚侍となり、朝顔の姫君、斎院となる。
第11回 同 光源氏と朧月夜との密会。
第12回 同 光源氏の接近により、藤壺、出家の決意。
第13回 同 藤壺、最後の参内。
第14回 同 光源氏と朱雀帝との対面。
第15回 同 藤壺の出家。
第16回 同 藤壺出家後の動向。
第17回 同 左大臣の辞任。
第18回 同 光源氏と朧月夜との密会、露見。
第19回 同 弘徴殿による光源氏失脚に向けての画策。
第20回 花散里巻 光源氏と花散里との関係。
備考
葵巻までの流れを概説書でいいので読んでおいて下さい。
講師陣
名前 | 大倉 比呂志 |
---|---|
肩書き | 昭和女子大学 文学部 教授 |
プロフィール | - |