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講座詳細情報

申し込み締切日:2012-10-02 / 文学 / 学内講座コード:1008

王朝女流日記を読む―蜻蛉日記(土佐日記)―

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
10/3~12/12(水)
講座回数
20
時間
14:45~16:15
講座区分
通年 
入学金
8,000円
受講料
44,000円
定員
 - 
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

平安朝の代表的女流作家の日記文学を通して、その時代に生きた女性たちの生きざまを浮き彫りにしたい。

十世紀を隔てた現代と対比しつつ、古典の世界に存分に浸る。


本年度も引き続き『蜻蛉日記』を取り上げる。女性の手になる仮名の日記文学の嚆矢であるとともに、『源氏物語』にも多くの影響を与えた作品である。兼家との夫婦生活を軸に、自らの人生を回想した作品は、現代を生きるわれわれの心をも動かす力を持っている。なぜ道綱母はこのような作品を遺したのか、読者はいったい誰なのか、兼家はこの作品を読んでいたのか、など、この魅力的な作品に秘められたさまざまな問題を受講生の方々と考えていきたい。

なお、本年度は下巻の、道綱が大和だつ女に和歌を贈った箇所から読み始める。

本年度で蜻蛉日記は読み終わる予定で、さらに同じテキスト所収の土佐日記も通読する予定である。


第1回 大和だつ女との贈答

第2回 大和だつ女との贈答

第3回 兼家との懸隔

第4回 広幡中川へ転居

第5回 遠度求婚譚

第6回 遠度求婚譚

第7回 遠度求婚譚

第8回 遠度求婚譚

第9回 太政大臣の手紙

第10回 八橋の女

第11回 擱筆、道綱母の退場

第12回 蜻蛉日記の文学史的意義

第13回 女性仮託

第14回 亡児哀傷

第15回 同じ泊

第16回 阿部仲麻呂 

第17回 海賊の恐れ

第18回 渚の院

第19回 和泉、帰宅

第20回 土佐日記の文学史的意義

備考

-

講師陣

名前 福家 俊幸
肩書き 早稲田大学 教育学部 教授
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