講座詳細情報
申し込み締切日:2012-10-03 / 文学 / 学内講座コード:1007
平安後期物語―『狭衣物語』を読む―
- 開催日
- 10/4~12/6(木)
- 講座回数
- 20
- 時間
- 10:40~12:10
- 講座区分
- 通年
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 44,000円
- 定員
- -
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
「平安後期物語」は、『源氏物語』の後に作られた物語であり、『源氏』の面影を湛えつつ、しかし独自の面白みを発揮した物語たちです。そんな「平安後期物語」のなかから、『狭衣物語(さごろもものがたり)』という物語を読み、『源氏』と戯れるかのような「平安後期物語」の魅力を探っていきたいと思います。
「平安後期物語」のなかでも、とりわけ『源氏物語』の影響が大きいと言われるのは『狭衣物語』です。今回は、『源氏』の開拓した〈紫のゆかり〉の物語というものを、『狭衣』がどのように踏まえ、またどのように変貌させたのかをとらえます。
そこから、『狭衣物語』および「平安後期物語」の魅力を探っていきます。
そして、『源氏』の〈紫のゆかり〉の物語とは何かを、『源氏』を享受した平安後期物語の『狭衣』からとらえ直し、『源氏』を少し違った角度から見直してみたいと思います。
第1回 〈紫のゆかり〉女二宮の悲劇
第2回 〈紫のゆかり〉から遠ざかる女二宮
第3回 〈紫のゆかり〉を遠ざける狭衣
第4回 〈紫のゆかり〉の秘密が漏れるとき
第5回 〈紫のゆかり〉と子供
第6回 〈紫のゆかり〉に度重なる悲劇
第7回 〈紫のゆかり〉喪失
第8回 〈紫のゆかり〉への恋心
第9回 〈紫のゆかり〉と〈紫〉と
第10回 〈紫〉を求めて
第11回 再び飛鳥井女君―浮舟から遠く離れて
第12回 千々に心砕ける狭衣
第13回 新たな〈紫のゆかり〉
第14回 近づく〈紫〉との別れ
第15回 〈紫〉の意外な運命
第16回 遠ざかる〈紫〉
第17回 〈紫〉と〈紫のゆかり〉を失った狭衣の絶望
第18回 子煩悩の萌芽
第19回 狭衣の旅立ち
第20回 「此の世/子の世」へ
「平安後期物語」のなかでも、とりわけ『源氏物語』の影響が大きいと言われるのは『狭衣物語』です。今回は、『源氏』の開拓した〈紫のゆかり〉の物語というものを、『狭衣』がどのように踏まえ、またどのように変貌させたのかをとらえます。
そこから、『狭衣物語』および「平安後期物語」の魅力を探っていきます。
そして、『源氏』の〈紫のゆかり〉の物語とは何かを、『源氏』を享受した平安後期物語の『狭衣』からとらえ直し、『源氏』を少し違った角度から見直してみたいと思います。
第1回 〈紫のゆかり〉女二宮の悲劇
第2回 〈紫のゆかり〉から遠ざかる女二宮
第3回 〈紫のゆかり〉を遠ざける狭衣
第4回 〈紫のゆかり〉の秘密が漏れるとき
第5回 〈紫のゆかり〉と子供
第6回 〈紫のゆかり〉に度重なる悲劇
第7回 〈紫のゆかり〉喪失
第8回 〈紫のゆかり〉への恋心
第9回 〈紫のゆかり〉と〈紫〉と
第10回 〈紫〉を求めて
第11回 再び飛鳥井女君―浮舟から遠く離れて
第12回 千々に心砕ける狭衣
第13回 新たな〈紫のゆかり〉
第14回 近づく〈紫〉との別れ
第15回 〈紫〉の意外な運命
第16回 遠ざかる〈紫〉
第17回 〈紫〉と〈紫のゆかり〉を失った狭衣の絶望
第18回 子煩悩の萌芽
第19回 狭衣の旅立ち
第20回 「此の世/子の世」へ
備考
この講座は昨年度からの続きですが、ストーリーは単純ですので、これまでの内容は初回で理解できますし、今回は〈紫のゆかり〉の物語という新たな視点から読みますので、途中からの受講でも、まったく支障はございません。初回に、過去の資料などをご案内いたします。
講師陣
名前 | 鈴木 泰恵 |
---|---|
肩書き | 早稲田大学 講師 |
プロフィール | - |