講座詳細情報
申し込み締切日:2012-10-03 / 文学:日本史:その他教養 / 学内講座コード:830112
正岡子規・夏目漱石 往復書簡を読む
- 開催日
- 10/04~12/06(木)
- 講座回数
- 10
- 時間
- 10:30~12:00
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 23,000円
- 定員
- -
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
正岡子規と夏目漱石は、明治22年、第一高等中学校で出会いました。お互いに寄席好きだった二人は意気投合し、交際は明治35年に子規が没するまで続きました。
その間の往復書簡は、子規53通、漱石89通が現存します。
のちに明治の文学者としてその名をとどろかせる、二人の青年の交友記録を読んでみましょう。
子規と漱石の往復書簡は、明治22年5月の子規の喀血を気遣う漱石の手紙に始まります。その後も漱石は、大学を休みがちで落第の瀬戸際にいた子規を心配し、手紙で試験日程や課題を知らせました。
一方で文学に対してはお互いに容赦がなく、漱石は子規の文学方法を厳しく批判する手紙を書き送り、子規がこれに反論することもありました。このように歯に衣着せぬ物言いをしても、二人の仲が引き裂かれることはなく友情を深めていきました。
この講座では、テキストに沿って往復書簡を順に読み進めつつ、その他の関連資料も用いて二人の交友の深まりを探ります。明治の青年の交友の記録は、現代の我々に深い感銘を与えることでしょう。
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その間の往復書簡は、子規53通、漱石89通が現存します。
のちに明治の文学者としてその名をとどろかせる、二人の青年の交友記録を読んでみましょう。
子規と漱石の往復書簡は、明治22年5月の子規の喀血を気遣う漱石の手紙に始まります。その後も漱石は、大学を休みがちで落第の瀬戸際にいた子規を心配し、手紙で試験日程や課題を知らせました。
一方で文学に対してはお互いに容赦がなく、漱石は子規の文学方法を厳しく批判する手紙を書き送り、子規がこれに反論することもありました。このように歯に衣着せぬ物言いをしても、二人の仲が引き裂かれることはなく友情を深めていきました。
この講座では、テキストに沿って往復書簡を順に読み進めつつ、その他の関連資料も用いて二人の交友の深まりを探ります。明治の青年の交友の記録は、現代の我々に深い感銘を与えることでしょう。
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備考
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講師陣
名前 | 越後 敬子 |
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肩書き | 実践女子大学・日本赤十字看護大学講師 |
プロフィール | - |