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講座詳細情報

申し込み締切日:2017-08-20 / 日本史 / 学内講座コード:320211

東海道線と中央線 ― 鉄道ルートを決めた「地形」と「政治」

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 中野校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
8月22日(火)~ 9月12日(火)
講座回数
4回
時間
13:00~14:30
講座区分
前期 
入学金
8,000円
受講料
11,664円
定員
24
その他
ビジター価格 13,413円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・明治期の鉄道敷設の技術的限界とルート決定のプロセスを知る。
・明治期の鉄道敷設ルート決定にあたり、「地形」と「政治」と「軍事」の果たした役割を知る。
・東海道本線と中央本線のうち、東京近郊の区間について、具体的な予定ルートと実際に敷設されたルートとの比較・検討を行う。

【講義概要】
「東海道」といえば、昔も今も日本の大動脈というイメージがあります。しかし明治初頭、東京と京都を結ぶ幹線鉄道が計画されたとき、有力だったのは東海道ルートではなく中山道ルートでした。幹線鉄道の建設工事が実際に開始されたのも、東海道ではなく中山道ルートだったのです。
なぜ海沿いの東海道ではなく、峠や険路のつづく中山道に鉄道が敷設されようとしたのか。そこには明治国家としての宿命が横たわっていました。
ところが、約20年にわたる逡巡の末、中山道ルートの計画は放棄され、急転直下、東海道ルートに決まります。その理由とは何だったのか。
この講座では、日本の東西を結ぶ幹線鉄道が敷設されるまでの苦難のプロセスを学びながら、東京近郊を走る東海道線と中央線の具体的な敷設予定ルートと実際のルートを検討。鉄道ファン以外の方にも興味をもっていただけるよう、これまでにない視点でやさしく紹介・解説します。

【各回の講義予定】
第1回 2017/ 8/22(火) 東京と京都を結ぶ幹線鉄道構想の具体化と進展
第2回 2017/ 8/29(火) 中山道案を支持した陸軍の意向と東海道への変更
第3回 2017/ 9/ 5(火) 東海道本線着工から全通までの記録と逸話
第4回 2017/ 9/12(火) 東京近郊の東海道線と中央線ルートの秘密に迫る

備考

【テキスト・参考図書】
テキスト
『地形で謎解き!「東海道本線」の秘密』(中央公論新社)(ISBN:978-4120048326)
参考図書
『地図と愉しむ東京歴史散歩 地形篇』(中公新書)(ISBN:978-4121022271)


※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
 お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 竹内 正浩
肩書き 文筆家、紀行エッセイスト
プロフィール 愛知県生まれ。著書に『地図と愉しむ東京歴史散歩』シリーズ(既刊5冊)、『地形で謎解き!「東海道本線」の秘密』(以上、中央公論新社)、『水系と3Dイラストでたどる東京地形散歩』(宝島社)、『写真と地図でめぐる軍都・東京』(NHK出版)、『地図で読み解く日本の戦争』(筑摩書房)など多数。
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