大学公開講座のセカンドアカデミー

【目標】
・欧州の統合について理解を深める。
・地域統合で最も先進した欧州が直面する課題とその解決策について考える。
・欧州統合の未来について考える。

【講義概要】
欧州連合(EU)につながる欧州の統合は、第二次世界大戦後、「二度と戦争を起こさない」という政治的な意思から始まり、統合の深化とともに地域的な拡大を遂げてきました。しかし、英国が国民投票でEUからの離脱を選択、初めて離脱する国が出現する見通しとなりました。EU加盟各国では、反EUを掲げる政治勢力が勢いを増し、欧州統合の基盤が大きく揺らいでいます。
本講座では、欧州の統合の歩みを振り返り、現在のEUが直面している課題、さらに今後の展望について学びます。

【各回の講義予定】
第1回 2017/ 7/ 8(土) 欧州連合(EU)と英国
第2回 2017/ 7/15(土) 欧州連合(EU)の歩みと今後の展望

【ご受講に際して】
◆世界情勢の変化によって、講座内容が変更になることがあります。

【テキスト・参考図書】
参考図書
『EUは危機を超えられるか 統合と分裂の相克』（NTT出版）（ISBN:9784757123601）
『EU分裂と世界経済危機　イギリス離脱は何をもたらすか』（NHK出版）（ISBN:9784140884980）


※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
　お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

名前	伊藤 さゆり
肩書き	(株)ニッセイ基礎研究所・上席研究員、早稲田大学講師
プロフィール	早稲田大学政治経済学部卒業後、日本興業銀行(現・みずほ銀行)を経て、ニッセイ基礎研究所入社。修士(商学・早稲田大学)。15年度より早稲田大学大学院商学研究科非常勤講師兼務。単著に「EU分裂と世界経済危機」(NHK出版新書、2016年)、共著に「EUは危機を超えられるか」(NTT出版、2016年)など