講座詳細情報
申し込み締切日:2017-07-26 / 文学 / 学内講座コード:120103
『とりかへばや』から学ぶ王朝物語
- 開催日
- 7月28日(金)~ 9月15日(金)
- 講座回数
- 6回
- 時間
- 13:00~14:30
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 17,496円
- 定員
- 30
- その他
- ビジター価格 20,120円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
・平安時代末期のユニークな物語を読み、王朝物語の面白さに触れていきたいと思います。
・平安末だからこそ、『源氏物語』や他の王朝物語を享受しつつ、独自でユニークな物語になっている点をとらえ、王朝物語入門にもなればと思っています。
【講義概要】
『とりかへばや』は平安最末期に作られたユニークな物語です。やんちゃな妹は男装で、内気な兄は女装で、それぞれ宮中に出仕して、ひと味違った物語を巻き起こしていきます。平安期の物語に馴染み深い方も、平安期の物語を初めて読む方も、楽しく読んでいける物語です。今回は、女装に戻った女君と、男装に戻った男君とが入れ替わり、新たな生活を始めるところを読みます。大丈夫かと読む側もハラハラドキドキさせられます。こんな『とりかへばや』を読み、その魅力をとらえつつ、『源氏物語』を始め王朝物語全体を見渡し、王朝物語入門の側面を備えられればと考えております。
ところで、少し前に話題になり、歴代最多観客数を記録した映画『君の名は』のモチーフの源泉にもなっているのが『とりかへばや』です。きわめて現代的な「物語」である点についても、とらえていきます。
【各回の講義予定】
第1回 2017/ 7/28(金) 「とりかへばや」の終焉
第2回 2017/ 8/ 4(金) 「とりかへばや」の終焉
第3回 2017/ 8/25(金) 男君のその後
第4回 2017/ 9/ 1(金) 男君のその後
第5回 2017/ 9/ 8(金) 女君のその後
第6回 2017/ 9/15(金) 女君に見捨てられた夫のその後
・平安時代末期のユニークな物語を読み、王朝物語の面白さに触れていきたいと思います。
・平安末だからこそ、『源氏物語』や他の王朝物語を享受しつつ、独自でユニークな物語になっている点をとらえ、王朝物語入門にもなればと思っています。
【講義概要】
『とりかへばや』は平安最末期に作られたユニークな物語です。やんちゃな妹は男装で、内気な兄は女装で、それぞれ宮中に出仕して、ひと味違った物語を巻き起こしていきます。平安期の物語に馴染み深い方も、平安期の物語を初めて読む方も、楽しく読んでいける物語です。今回は、女装に戻った女君と、男装に戻った男君とが入れ替わり、新たな生活を始めるところを読みます。大丈夫かと読む側もハラハラドキドキさせられます。こんな『とりかへばや』を読み、その魅力をとらえつつ、『源氏物語』を始め王朝物語全体を見渡し、王朝物語入門の側面を備えられればと考えております。
ところで、少し前に話題になり、歴代最多観客数を記録した映画『君の名は』のモチーフの源泉にもなっているのが『とりかへばや』です。きわめて現代的な「物語」である点についても、とらえていきます。
【各回の講義予定】
第1回 2017/ 7/28(金) 「とりかへばや」の終焉
第2回 2017/ 8/ 4(金) 「とりかへばや」の終焉
第3回 2017/ 8/25(金) 男君のその後
第4回 2017/ 9/ 1(金) 男君のその後
第5回 2017/ 9/ 8(金) 女君のその後
第6回 2017/ 9/15(金) 女君に見捨てられた夫のその後
備考
【ご受講に際して】
◆何年も継続されている講座ですが、物語のストーリーはわかりやすく、どこから読み始めても面白く読めますので、初めての御受講でも差し支えございません。
【テキスト・参考図書】
テキスト
『住吉物語 とりかへばや物語』(小学館 新編日本古典文学全集)(ISBN:978-4096580394)
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
◆何年も継続されている講座ですが、物語のストーリーはわかりやすく、どこから読み始めても面白く読めますので、初めての御受講でも差し支えございません。
【テキスト・参考図書】
テキスト
『住吉物語 とりかへばや物語』(小学館 新編日本古典文学全集)(ISBN:978-4096580394)
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 鈴木 泰恵 |
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肩書き | 岐阜女子大学教授 |
プロフィール | 早稲田大学教育学部を卒業後、同大学院文学研究科博士課程単位取得満期退学。博士(文学、早稲田大学)。専門分野は中古・中世の王朝物語文学。著書に『狭衣物語 / 批評』(翰林書房)、『国語教育とテクスト論』(共編著、ひつじ書房)などがある。 |