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講座詳細情報

申し込み締切日:2017-08-20 / 文学 / 学内講座コード:120102

『伊勢物語』を読む

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
8月22日(火)~ 9月 5日(火)
講座回数
3回
時間
13:00~14:30
講座区分
数回もの 
入学金
8,000円
受講料
8,748円
定員
30
その他
ビジター価格 10,060円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・『伊勢物語』に取り上げられた歌は、必ずしも在原業平の歌ばかりではありません。歌を核にして物語が作り上げられていく、虚構の方法についても目を向けていきたいと思います。

【講義概要】
 『伊勢物語』は125段の章段から成る歌物語です。ある「男」の初冠(ういこうぶり)から死までを一代記的な構成をとり描いた作品で、後代の文学に大きな影響を与えました。実在の歌人で「六歌仙」の一人として知られる在原業平をイメージさせる主人公が、多くの人々との関わり(恋人・友人・主従・親子など)の中で歌を詠む姿、人々との交流が描かれます。今回の講座では、82段以降末尾までの主要な段(惟喬親王・さらぬ別れ・身を知る雨・つひに行く道 等)を順次取り上げながら、読み味わっていきます。併せて、『伊勢物語』が後代の文学作品に与えた影響についても、お話しします。

【各回の講義予定】
第1回 2017/ 8/22(火) ○作品の概説および前回までの概要。○惟喬親王関係の章段。
第2回 2017/ 8/29(火) ○業平と母(伊登内親王)との関わり。○在原氏と政治的背景について。
第3回 2017/ 9/ 5(火) ○紀有常関係など実名章段、その他の著名な章段。

備考

【ご受講に際して】
◆2016年度冬学期(2017年2月)の講座の続きにはなりますが、新たに受講なさる場合も支障はありません。
◆2013年夏学期の同名講座とほぼ重なる内容です。

【テキスト・参考図書】
参考図書
『新版 伊勢物語』(角川学芸出版)(ISBN:978-4044005016)現在入手不可能なため、お持ちでない受講生にはコピー配布


※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
 お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 田畑 千恵子
肩書き エクステンションセンター講師
プロフィール 早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得。専門分野は平安時代の散文(『枕草子』・日記文学)。早稲田大学及び複数の大学で学部生の指導を担当してきた。主要論文「枕草子『かへる年の二月二十余日』の段の位相」(『日本文学研究資料新集 四』有精堂)・「枕草子日記的章段の方法」(『中古文学』36号)など。
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