大学公開講座のセカンドアカデミー

【目標】
　2年間で西洋近現代美術の流れを把握する講座です。本年度はその1年目として19世紀の西洋美術を取りあげますが、春期は主に19世紀前半のヨーロッパ各国の美術を概観します。この時代の美術に親しみ、代表的な作家や作品の特質を理解していくことをめざします。

【講義概要】
　18世紀末から19世紀にかけて、政治および産業において「近代」の波が押し寄せます。各地で革命が起き、社会が大きく変わるなか、美術にも変革がもたらされました。写真の登場も美術の根幹に揺さぶりをかけました。本講座では、この時代の美術を牽引したフランスを中心に、ドイツ、イギリス、スペインなどの主要な美術運動を時代背景や思想とともにご紹介しがら、作品の意味や作家たちの意図を探ります。

【各回の講義予定】
第1回 2017/ 4/10(月) 19世紀フランスの美術1
第2回 2017/ 4/17(月) 19世紀フランスの美術2
第3回 2017/ 4/24(月) 19世紀フランスの美術3
第4回 2017/ 5/ 8(月) 19世紀スペインの美術
第5回 2017/ 5/15(月) 19世紀ドイツの美術1
第6回 2017/ 5/22(月) 19世紀ドイツの美術2
第7回 2017/ 5/29(月) 19世紀イギリスの美術1
第8回 2017/ 6/ 5(月) 19世紀イギリスの美術2
第9回 2017/ 6/12(月) 19世紀フランスの美術4
第10回 2017/ 6/19(月) 19世紀フランスの美術5

【ご受講に際して】
◆2015年の年間講座「西洋近現代美術史」（春期）と同内容の講座です。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
　お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

名前	真野 宏子
肩書き	早稲田大学講師
プロフィール	早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得満期退学。博士(文学・早稲田大学)。専門分野は、西洋美術史および芸術学。訳書に『エドヴァルト・ムンク』、『トゥールーズ・ロートレック』(PARCO出版)など。