大学公開講座のセカンドアカデミー

【目標】
『出雲国風土記』をテキストとして、初めの部分から丁寧に読みこむことによって、奈良時代およびそれ以前の出雲の政治・生活・文化・宗教・習慣といったさまざまな事柄について理解を深めることを目標とします。

【講義概要】
『出雲国風土記』は、奈良時代にまとめられた『風土記』の中のひとつです。『風土記』は現在、まとまったものとして、常陸・出雲・播磨・肥前・豊後の五か国のものが残っていますが、それらの中でも『出雲国風土記』は内容的にほぼ完全な形で姿をみることができます。本講座では、島根県古代文化センター所蔵の『出雲国風土記』のコピーを用いて、できるだけ細かく読みこむことによって、古代の出雲についての理解を深めるとともに出雲の魅力に迫りたいと思います。

【各回の講義予定】
第1回 2017/ 4/11(火) テキストの講読
第2回 2017/ 4/18(火) テキストの講読
第3回 2017/ 4/25(火) テキストの講読
第4回 2017/ 5/ 9(火) テキストの講読
第5回 2017/ 5/16(火) テキストの講読
第6回 2017/ 5/23(火) テキストの講読
第7回 2017/ 5/30(火) テキストの講読
第8回 2017/ 6/ 6(火) テキストの講読
第9回 2017/ 6/13(火) テキストの講読
第10回 2017/ 6/20(火) テキストの講読

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
　お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

名前	瀧音 能之
肩書き	駒澤大学教授
プロフィール	1953年北海道生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、明治大学大学院文学研究科博士課程中退。博士(文学)早稲田大学。専門分野は、日本古代史。著者に『出雲古代史論攷』(岩田書院)などがある。