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講座詳細情報

申し込み締切日:2017-04-10 / 日本史 / 学内講座コード:110203

日本の近世 近世の幕開けから近世前半まで

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
4月12日(水)~ 6月21日(水)
講座回数
10回
時間
10:40~12:10
講座区分
前期 
入学金
8,000円
受講料
29,160円
定員
50
その他
ビジター価格 33,534円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
江戸時代については、近年ではエコ社会、リサイクル社会、隣同士が仲良く暮らす社会、先祖から子孫へ家族を維持していく社会など、好感のイメージで語られることが多くなっていますが、きびしい支配や身分格差の社会として描くドラマ・小説も少なくありません。実際はどういう状態だったのか。時期を分けたりさまざまな問題を取り上げたりしながら、通史として広く理解できるように工夫したいと思います。

【講義概要】
近世の幕開けは、江戸幕府成立よりも、織豊時代あたりから見るのがよいと思います。そこから「幕藩体制」と言われる本体に移っていきますが、その体制の中にも大小の画期があって、時代相が変化していきます。変化を追ったり、立ち止まって仕組みを深く観察したりしながら、18世紀前半まで話を進めていきます。当時の人々の、行動や考え方に近づくために、毎回、いくつかの「史料」を紹介します。講義は、日本の内側の進み方が柱になりますが、日本の政治や社会の営みが、どういう国際的環境の影響を受けながら進んでいったのかということも見落とさないように、東アジアやヨーロッパとの関係にも触れていくつもりです。また、その時々に現れる人物について、「家」としての盛衰もあわせてとりあげます。

【各回の講義予定】
第1回 2017/ 4/12(水) 下剋上の戦国時代から惣無事の江戸時代へ
第2回 2017/ 4/19(水) 将軍就任直後の徳川家康の「安民」宣言
第3回 2017/ 4/26(水) 天皇・公家と将軍・大名、および寺社の関係
第4回 2017/ 5/10(水) キリスト教禁止と天神仏、誓約方法と救済観念
第5回 2017/ 5/17(水) 東アジア諸王朝とヨーロッパ諸国との国際関係
第6回 2017/ 5/24(水) 村と三都・城下町の請負慣行と民間社会の成長
第7回 2017/ 5/31(水) 家綱・綱吉政権期に伸張した文治政治
第8回 2017/ 6/ 7(水) 近世の政治文化と学問・思想の興隆
第9回 2017/ 6/14(水) 労働文化・家事文化と技術・技法の方向
第10回 2017/ 6/21(水) 享保の改革 徳川吉宗と大岡忠相の法制化推進・国産奨励

備考

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
 お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 深谷 克己
肩書き 早稲田大学名誉教授
プロフィール 早稲田大学文学部助手から教授まで歴任。専門は日本近世史。著書に『士農工商の世』(小学館)、『江戸時代』(岩波書店)、『江戸時代の身分願望』(吉川弘文館)、『田沼意次』(山川出版社)、『東アジア法文明圏の中の日本史』(岩波書店、2012年)、『民間社会の天と神仏』(敬文舎、2015年)。
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