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講座詳細情報

申し込み締切日:2022-05-18 / 宗教・哲学:その他教養 / 学内講座コード:”2211Z003

「情報の意味論」のための論理と哲学

主催:東京都立大学オープンユニバーシティ東京都立大学 オンライン講座(東京都)]
問合せ先
東京都公立大学法人 東京都立大学
東京都立大学オープンユニバーシティ
TEL: 03-3288-1050
FAX: 03-3264-1863
https://www.ou.tmu.ac.jp/web/
〒102-0072 東京都千代田区飯田橋3-5-1東京区政会館3階
YouTube Logo
開催日
5月28日(土)
講座回数
1回
時間
15:00~16:30
講座区分
1回もの 
入学金
 - 
受講料
1,000円
定員
30
補足
資料を請求する
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座内容】
プレミアム講座は東京都立大学教員の専門的かつユニークな研究の内容を紹介する講座です。興味のある方々に受講していただけるよう特別価格で提供しており、入会金も不要(一般の方)です。高校生は無料で受講できます。尚、当講座に関しては事前のキャンセルの場合でも受講料は返却いたしませんのでご了承願います。

「情報(インフォメーション)」を取り扱う科学理論と応用技術は、近年ますます発展し、日常生活を送る上で不可欠な支えとなっています。実際、コンピュータ・システムの助けを借りずに何事かを行うことは、今日ではほぼありえないと言ってよいでしょう。ところで、そうした事実を振り返ると、改めて次のような問いがリアルに感じられてこないでしょうか。すなわち、そもそも情報とは何なのか。あるいはもう少し詳しく言うと、何らかの情報が処理され、伝達されているとき、そこで処理対象とされ、伝達内容とされている当のもの、つまり、情報の意味(ミーニング)とは一体何であるのか。
このような漠とした問いをわざわざ発する価値があるのか、また探究しようがあるのかと思われる方も少なくないでしょう。しかしどちらの疑念にもYESと答えることができます。古来、問いようがないかに思える事柄を何とか問いに仕立てて、種々の探究成果を上げてきた学問分野として「哲学」があります。この哲学の世界で、近年、情報概念が大きな関心を集め、注目すべき発展を遂げつつあります。しかもこの新しい哲学(情報の哲学)は、現代論理(様相論理、部分構造論理、代数的意味論など)という強力な武器を携えており、数理的解析の面でも大きな力量を持っています。こうした統合的な研究を通じて、情報の意味を問うことが実り豊かな洞察をもたらしうるということも明らかになってきています。
本講座は、予備知識を前提とせず、以上のような、近年の情報の哲学と論理学、特に、情報の意味論(セマンティクス)について、その基本的内容と、哲学的に興味深いと考えられる中心的な洞察について解説します。

【講座スケジュール】
第1回 05-28 15:00~16:30

備考

現代思想 対談(勁草書房)
フレーゲ著作集5(勁草書房)
フレーゲ哲学の最新像(勁草書房)
プリンキピア・マテマ ティカ序論 共著(叢書 思考の生成)

※高校生は専用ページからお申し込みください。

【対象者】
一般・高校生

単位数:0単位

※定員の充足状況の変化で、締切前でも受付終了・開講中止等になる場合があります。

お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 岡本 賢吾
肩書き 東京都立大学 人文社会学部 教授、人文社会学部学部長
プロフィール 東京大学大学院博士課程単位取得退学。
山形大学人文学部助教授、首都大学東京助教授を経て、東京都立大学教授。
専門は、西洋哲学、特に論理学の哲学、及び数学の哲学。
現代の数理論理学、分析哲学の祖とされるドイツの哲学者フレーゲの研究では、代表的な研究者で関連する著作は多数。
2021年4月から東京都立大学人文社会学部長に就任。
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