講座詳細情報
申し込み締切日:2022-04-13 / その他教養 / 学内講座コード:”2211G101
『デザインの力』を考える
主催:東京都立大学オープンユニバーシティ[東京都立大学 オンライン講座(東京都)]
問合せ先:
問合せ先:
東京都公立大学法人 東京都立大学
東京都立大学オープンユニバーシティ
TEL: 03-3288-1050
FAX: 03-3264-1863
ou-kouza@jmj.tmu.ac.jp
https://www.ou.tmu.ac.jp/web/
〒102-0072 東京都千代田区飯田橋3-5-1東京区政会館3階
- 開催日
- 4月23日(土)~6月18日(土)
- 講座回数
- 8回
- 時間
- 14:00~15:30
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- 3,000円
- 受講料
- 16,000円
- 定員
- 60
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
関連講座
日本城館史概論 (by 東京都立大学 飯田橋キャンパス)
講座詳細
【講座内容】
東京都立大学オープンユニバーシティでは、オンライン スペシャル講座を開講いたします。オンラインならではの特性を活かし、全国の様々な研究者や専門家が登壇し、ユニークかつ興味深い講座を提供します。
今回は、『デザインの力』を考える をテーマに、8回シリーズの講座をお届けします。デザインという概念がどのように変化・進化してきたか、その未来も含め、専門家・研究者、本学教員と共に考えていきます。
デザインとは何か?と聞かれて皆さんはどのように答えますか。今日ではデザインという言葉は日常生活においても頻繁に使われますし、広告、編集、商品開発、建築・空間設計、インテリア、ファッション、あるいは企業経営や行政などの活動領域も含め、あらゆる分野でデザインということばが使用されています。小学館のデジタル大辞泉では、デザインの意味を(1) 建築・工業製品・服飾・商業美術などの分野で、実用面などを考慮して造形作品を意匠すること。「都市をデザインする」「制服をデザインする」「インテリアデザイン」 (2) 図案や模様を考案すること。また、そのもの。「家具にデザインを施す」「商標をデザインする」 (3) 目的をもって具体的に立案・設計すること。「快適な生活をデザインする」 の大きく3つに分けて説明しています。東京オリンピックの開会式で話題になった競技種目を表現したピクトグラムは(2)に該当します。未来の日本をデザインする、などの表現は(3)に該当するでしょう。
また最近ではコンピュータグラフィックスなどデジタル技術の飛躍的進化により、デザイン表現そのものも多様化精緻化、してきています。コミュニケーションにおいて重要な役割を果たしてきたデザインそのものも進化を続けており、今やデザインという概念の定義は、ビジネスや社会への関与度がますます高まる中で、変化(進化と言っても良い)を続けています。新型コロナや環境問題、民族紛争など混迷を深める世界ですが、そのような状況下でコミュニケーションの在り方はますます重要になってきています。目標に向かって何をどのように伝え、理解者・賛同者を増やしていくか、という計画・考えもデザインであり、それを判り易く印象的に伝える、ということもデザインの役割です。ブランディングさらにイノベーションに大きく貢献するのもデザインです。デザイン思考という考え方も普遍化しつつあります。本講座では、『デザインの力』をデザイン史という視点、実際に様々な局面でデザインが果たしてきた役割、さらには未来に向けてのデザインの可能性なども含め、幅広く考えてみたいと思います。
【講座スケジュール】
第1回 04-23 14:00~15:30
第2回 05-07 14:00~15:30
第3回 05-14 14:00~15:30
第4回 05-21 14:00~15:30
第5回 05-28 14:00~15:30
第6回 06-04 14:00~15:30
第7回 06-11 14:00~15:30
第8回 06-18 14:00~15:30
東京都立大学オープンユニバーシティでは、オンライン スペシャル講座を開講いたします。オンラインならではの特性を活かし、全国の様々な研究者や専門家が登壇し、ユニークかつ興味深い講座を提供します。
今回は、『デザインの力』を考える をテーマに、8回シリーズの講座をお届けします。デザインという概念がどのように変化・進化してきたか、その未来も含め、専門家・研究者、本学教員と共に考えていきます。
デザインとは何か?と聞かれて皆さんはどのように答えますか。今日ではデザインという言葉は日常生活においても頻繁に使われますし、広告、編集、商品開発、建築・空間設計、インテリア、ファッション、あるいは企業経営や行政などの活動領域も含め、あらゆる分野でデザインということばが使用されています。小学館のデジタル大辞泉では、デザインの意味を(1) 建築・工業製品・服飾・商業美術などの分野で、実用面などを考慮して造形作品を意匠すること。「都市をデザインする」「制服をデザインする」「インテリアデザイン」 (2) 図案や模様を考案すること。また、そのもの。「家具にデザインを施す」「商標をデザインする」 (3) 目的をもって具体的に立案・設計すること。「快適な生活をデザインする」 の大きく3つに分けて説明しています。東京オリンピックの開会式で話題になった競技種目を表現したピクトグラムは(2)に該当します。未来の日本をデザインする、などの表現は(3)に該当するでしょう。
また最近ではコンピュータグラフィックスなどデジタル技術の飛躍的進化により、デザイン表現そのものも多様化精緻化、してきています。コミュニケーションにおいて重要な役割を果たしてきたデザインそのものも進化を続けており、今やデザインという概念の定義は、ビジネスや社会への関与度がますます高まる中で、変化(進化と言っても良い)を続けています。新型コロナや環境問題、民族紛争など混迷を深める世界ですが、そのような状況下でコミュニケーションの在り方はますます重要になってきています。目標に向かって何をどのように伝え、理解者・賛同者を増やしていくか、という計画・考えもデザインであり、それを判り易く印象的に伝える、ということもデザインの役割です。ブランディングさらにイノベーションに大きく貢献するのもデザインです。デザイン思考という考え方も普遍化しつつあります。本講座では、『デザインの力』をデザイン史という視点、実際に様々な局面でデザインが果たしてきた役割、さらには未来に向けてのデザインの可能性なども含め、幅広く考えてみたいと思います。
【講座スケジュール】
第1回 04-23 14:00~15:30
第2回 05-07 14:00~15:30
第3回 05-14 14:00~15:30
第4回 05-21 14:00~15:30
第5回 05-28 14:00~15:30
第6回 06-04 14:00~15:30
第7回 06-11 14:00~15:30
第8回 06-18 14:00~15:30
備考
本講座に関係する著作
『デザインの本質』 田中 一雄 著作
『デザインに哲学は必要か』 伊原 久裕 共著
『僕たちはこれから何をつくっていくのだろう』 箭内 道彦 著作
『広告ロックンローラーズ』 箭内 道彦 編著
『ロックの美術館』 楠見 清 著作
『インテリアデザイン?美しさを呼び覚ます思考と試行』 藤原 敬介 著作
『Super Graphics』 菊竹 雪 著作
『これからのデザイン経営』 永井 一史 著作
※高校生の参加は無料です。8回シリーズの講座ですが、高校生は1回だけでの参加も可能です。
※高校生は専用ページからお申し込みください。
※アーカイブ配信(録画)も視聴できます。
単位数:2単位
※定員の充足状況の変化で、締切前でも受付終了・開講中止等になる場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
『デザインの本質』 田中 一雄 著作
『デザインに哲学は必要か』 伊原 久裕 共著
『僕たちはこれから何をつくっていくのだろう』 箭内 道彦 著作
『広告ロックンローラーズ』 箭内 道彦 編著
『ロックの美術館』 楠見 清 著作
『インテリアデザイン?美しさを呼び覚ます思考と試行』 藤原 敬介 著作
『Super Graphics』 菊竹 雪 著作
『これからのデザイン経営』 永井 一史 著作
※高校生の参加は無料です。8回シリーズの講座ですが、高校生は1回だけでの参加も可能です。
※高校生は専用ページからお申し込みください。
※アーカイブ配信(録画)も視聴できます。
単位数:2単位
※定員の充足状況の変化で、締切前でも受付終了・開講中止等になる場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 田中 一雄 |
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肩書き | GKデザイン機構 代表取締役社長CEO |
プロフィール | - |
名前 | 伊原 久裕 |
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肩書き | 九州大学大学院 芸術工学研究院 教授 |
プロフィール | - |
名前 | 菊竹 雪 |
---|---|
肩書き | 東京都立大学 システムデザイン学部 教授、多摩美術大学 客員教授 |
プロフィール | 大学で建築を学び、日本デザインセンターを経て、ミラノにてインダストリアルデザイナー、アンジェロ・コルテージに師事。1994年文化庁派遣芸術在外研修員として英国ロイヤル・カレッジ・オブ・アートで建築、空間、環境にかかわる概念にとらわれないグラフィックデザインを学ぶ。グローバルな視点と斬新さと繊細さを兼ね備えた感性により、日本におけるスーパーグラフィックのパイオニアとして活躍中。日本グラフィックデザイナー協会新人賞、通産大臣賞、グッドデザイン賞など国内外受賞多数。 |
名前 | 箭内 道彦 |
---|---|
肩書き | 東京藝術大学 教授、クリエイティブ・ディレクター |
プロフィール | - |
名前 | 楠見 清 |
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肩書き | 東京都立大学 システムデザイン学部 准教授 |
プロフィール | 2000-04年『美術手帖』編集長、2007-08年京都造形芸術大学客員教授を経て、2008年より本学勤務。専門は出版学、メディア文化史、現代美術。美術編集者・評論家。単著『ロックの美術館』、共著・分担著に『20世紀末・日本の美術──それぞれの作家の視点から』、『現代アート事典』、『絵本の事典』、『KRAZY! The Delirious World of Anime + Comics + Video Games + Art』ほか。 |
名前 | 藤原 敬介 |
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肩書き | 東京都立大学 システムデザイン学部 教授、インテリアデザイナー |
プロフィール | 1968年 東京都生まれ。1992年 武蔵野美術大学 工芸工業デザイン学科 卒業 1992年 株式会社スタジオ80入社 チーフデザイナー歴任 2001年 藤原敬介デザイン事務所設立 2011年 首都大学東京システムデザイン学部インダストリアルアートコース准教授 2016年 現職 受賞歴、IIDA Global Excellence Awards 医療空間部門最高賞(2013年)、日本商環境設計家協会優秀賞(2001年)、他 著書、インテリアデザイン ~美しさを呼び覚ます思考と試行~ 丸善出版、Interior Elements for Space and Product Design Frame Pub |
名前 | 生駒 芳子 |
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肩書き | ファッション・ジャーナリスト、アートプロデュ―サー |
プロフィール | - |
名前 | 永井 一史 |
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肩書き | 多摩美術大学 教授、東京都立大学 客員教授、クリエイティブ・ディレクター |
プロフィール | - |
関連講座
日本城館史概論 (by 東京都立大学 飯田橋キャンパス)