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講座詳細情報

申し込み締切日:2022-03-18 / 世界史:芸術・文化 / 学内講座コード:”2141Z103

イギリス紅茶の歴史と文化

主催:東京都立大学オープンユニバーシティ東京都立大学 オンライン講座(東京都)]
問合せ先
東京都公立大学法人 東京都立大学
東京都立大学オープンユニバーシティ
TEL: 03-3288-1050
FAX: 03-3264-1863
https://www.ou.tmu.ac.jp/web/
〒102-0072 東京都千代田区飯田橋3-5-1東京区政会館3階
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開催日
3月19日(土)
講座回数
1回
時間
14:00~16:00
講座区分
1回もの 
入学金
 - 
受講料
1,000円
定員
50
補足
資料を請求する
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座内容】
17世紀にロンドンのコーヒーハウスで初めて市民に提供されて以来、そのエキゾチックな風味、色、香りによってイギリス人を魅了し続けてきたtea。「イギリス」と聞くとまっさきに「紅茶」を思い浮かべる方も多いかと思いますが、私たちが普段何気なく飲んでいる一杯の紅茶には、英国の歴史と文化が豊かに溶け込んでいると言ってよいでしょう。
17世紀半ばに中国からイギリスへもたらされたお茶(当時は緑茶)は、大規模密輸や喫茶是非論争の時代を経た後、18世紀中にはライバルのコーヒーを押しのけて(その頃までには紅茶として)「国民的飲料」の地位をゆるぎないものとしました。そして植民地インドでの栽培が始まった19世紀以降は、「イギリス的生活様式」の中心として、あらゆる階級差を超えた国民のアイデンティティ統合のシンボルとなり、現在に至っています。本講座では、この曲折に満ちたイギリス紅茶の歴史をなるべく分かりやすく読み解いていきます。
「アジアの葉」からつくられるこの不思議で魅惑的な飲み物は、過去400年間のイギリス社会・文化においてどのように消費、受容、表象されてきたのでしょうか?豊富な一次資料(詩、小説、日記等の文学作品、新聞・雑誌といった文字資料だけでなく、絵画、風刺漫画、映画等の視覚資料も含みます)を紹介しながら、多角的かつ新鮮な視点からこの問いに迫ってみたいと思います。紅茶文化史に親しんでいる方もそうでない方も、ひと味違ったteaの魅力に触れていただければ幸いです。

【講座スケジュール】
第1回 03-19 14:00~16:00

備考

プレミアム講座は東京都立大学教員の専門的かつユニークな研究の内容を紹介する講座です。興味のある方々に受講していただけるよう特別価格で提供しており、入会金も不要(一般の方)です。高校生は無料で受講できます。尚、当講座に関しては事前のキャンセルの場合でも受講料は返却いたしませんのでご了承願います。

※高校生は専用ページからお申し込みください。

単位数:0単位

※定員の充足状況の変化で、締切前でも受付終了・開講中止等になる場合があります。

お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 越 朋彦
肩書き 東京都立大学 人文社会学部 准教授
プロフィール Ph.D. (文学博士)。
上智大学文学部英文学科卒業。レディング大学大学院英文学専攻博士課程修了。
上智大学一般外国語センター常勤嘱託講師、白百合女子大学非常勤講師等を経て、現在、東京都立大学准教授。
専門は17世紀イギリス文学。論文に「トマス・トラハーン『隠遁生活への誘い』とイーヴリン=マッケンジー論争」(『人文学報』 2018年)、編注書に『イギリスの新聞を読む――大衆紙から高級紙まで』(研究社、2007年)など。
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