講座詳細情報
申し込み締切日:2024-02-19 / 世界史:音楽 / 学内講座コード:”2341F010
フランスからアフリカへ、ラップの地図を歩く
主催:東京都立大学オープンユニバーシティ[東京都立大学 飯田橋キャンパス(東京都)]
問合せ先:
問合せ先:
東京都公立大学法人 東京都立大学
東京都立大学オープンユニバーシティ
TEL: 03-3288-1050
FAX: 03-3264-1863
ou-kouza@jmj.tmu.ac.jp
https://www.ou.tmu.ac.jp/web/
〒102-0072 東京都千代田区飯田橋3-5-1東京区政会館3階
- 開催日
- 2月29日(木)~3月14日(木)
- 講座回数
- 3回
- 時間
- 18:30~20:00
- 講座区分
- 数回もの
- 入学金
- 3,000円
- 受講料
- 7,500円
- 定員
- 15
- 補足
講座詳細
【講座内容】
いま、フランスの音楽で何がもっともポピュラーなのか、と言えば、間違いなくラップ・ミュージックだろう。ヒットチャートのかなりの部分をラップの複数のミュージシャンが占めている。彼らの社会的出自や移民としての来歴などは、初回に話をする予定。
ただ、今回の講座では、もう少し踏み込んで、彼らがほとんどの場合、アフリカのコンゴ民主共和国やマリ、あるいはアルジェリアから移民としてフランスにやってきたことを踏まえ、アフリカ系のラッパーとしての立場を考えてみたい。
ヨーロッパ中心主義の視点から、フランス語のラッパーとして(あるいは英語やポルトガル語)、現在活躍するラッパーを捉えるのではなく、アフリカのそれぞれの国でどのような歴史のうえに彼ら/彼女らのようなラッパーが出現し、そして、いまの状況に到っているのか、考えてみたいと思う。
ラップ・ミュージックを介して、アフリカ諸国の地図を描いてみると、これまで見えなかった新しいアフリカ像に迫ることができるのではないかと考えている。
初回にフランスのラップ事情と歴史、二回目に、アフリカのフランス語圏の国々にとってのラップの位置づけ、三回目に英語圏のアフリカのなかでもナイジェリアと南アフリカのラップとその歴史をおおまかに語る予定。
参考書籍
『魂の声をあげる 現代史としてのラップ・フランセ』(陣野 俊史 著、アプレミディ、2022年)
【講座スケジュール】
第1回 02-29 18:30~20:00
第2回 03-07 18:30~20:00
第3回 03-14 18:30~20:00
いま、フランスの音楽で何がもっともポピュラーなのか、と言えば、間違いなくラップ・ミュージックだろう。ヒットチャートのかなりの部分をラップの複数のミュージシャンが占めている。彼らの社会的出自や移民としての来歴などは、初回に話をする予定。
ただ、今回の講座では、もう少し踏み込んで、彼らがほとんどの場合、アフリカのコンゴ民主共和国やマリ、あるいはアルジェリアから移民としてフランスにやってきたことを踏まえ、アフリカ系のラッパーとしての立場を考えてみたい。
ヨーロッパ中心主義の視点から、フランス語のラッパーとして(あるいは英語やポルトガル語)、現在活躍するラッパーを捉えるのではなく、アフリカのそれぞれの国でどのような歴史のうえに彼ら/彼女らのようなラッパーが出現し、そして、いまの状況に到っているのか、考えてみたいと思う。
ラップ・ミュージックを介して、アフリカ諸国の地図を描いてみると、これまで見えなかった新しいアフリカ像に迫ることができるのではないかと考えている。
初回にフランスのラップ事情と歴史、二回目に、アフリカのフランス語圏の国々にとってのラップの位置づけ、三回目に英語圏のアフリカのなかでもナイジェリアと南アフリカのラップとその歴史をおおまかに語る予定。
参考書籍
『魂の声をあげる 現代史としてのラップ・フランセ』(陣野 俊史 著、アプレミディ、2022年)
【講座スケジュール】
第1回 02-29 18:30~20:00
第2回 03-07 18:30~20:00
第3回 03-14 18:30~20:00
備考
単位数:1単位
※定員の充足状況の変化で、締切前でも受付終了・開講中止等になる場合があります。お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
※定員の充足状況の変化で、締切前でも受付終了・開講中止等になる場合があります。お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 陣野 俊史 |
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肩書き | 明治大学・明治学院大学・立教大学・早稲田大学兼任講師 |
プロフィール | 1961年生まれ。音楽をめぐる著作に『じゃがたら』『渋さ知らズ』『ヒップホップ・ジャパン』『フランス暴動 移民法とラップ・フランセ』『ザ・ブルーハーツ』(以上、河出書房新社)、『魂の声をあげる 現代史としてのラップ・フランセ』(アプレミディ)、近著に『ジダン研究』(カンゼン)がある。 |