講座詳細情報
申し込み締切日:2022-01-21 / 芸術・文化:音楽 / 学内講座コード:”2141G101
シティ・ポップから考える ――都市・音楽・イメージ
主催:東京都立大学オープンユニバーシティ[東京都立大学 オンライン講座(東京都)]
問合せ先:
問合せ先:
東京都公立大学法人 東京都立大学
東京都立大学オープンユニバーシティ
TEL: 03-3288-1050
FAX: 03-3264-1863
ou-kouza@jmj.tmu.ac.jp
https://www.ou.tmu.ac.jp/web/
〒102-0072 東京都千代田区飯田橋3-5-1東京区政会館3階
- 開催日
- 1月22日(土)~3月19日(土)
- 講座回数
- 9回
- 時間
- 15:00~16:30(第8回のみ19:00~20:30)
- 講座区分
- その他
- 入学金
- 3,000円
- 受講料
- 16,000円
- 定員
- 60
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
関連講座
江戸の祭礼 (by 東京都立大学 飯田橋キャンパス)
講座詳細
【講座内容】
東京都立大学オープンユニバーシティでは、オンライン スペシャル講座を開講しています。オンラインならではの特性を活かし、全国の研究者や専門家が登壇し、ユニークかつ興味深い講座を提供します。
今回は『シティ・ポップから考える――都市・音楽・イメージ』をテーマに、9回シリーズの講義をお届けします。
70~80年代の日本で流行した一連の音楽作品を指すキーワードである「シティ・ポップ」。大都市を想起させるお洒落で洗練されたポップミュージック、といったニュアンスで使われてきた言葉ですが、特定の音楽ジャンルというほど明確に定義づけられてきたわけではないようです。
そんなシティ・ポップが近年、海外から「再発見」され熱心なリスナーを増やしつつある、という報道を見たことがあるでしょうか。たとえば、大貫妙子『SUNSHOWER』(1977)を買う目的で来日した観光客がテレビ番組で取り上げられ、YouTubeに投稿された竹内まりや〈プラスティック・ラブ〉(1984)が世界中から膨大なアクセス数を稼ぐ、といった事態のことです。その一方で、日本の若手ミュージシャンが新しくリリースする洗練された都会的サウンドの音楽性を指して「ネオ・シティ・ポップ」と呼称したり、東・東南アジアの若手インディ・ミュージシャンが自らを指してシティ・ポップという言葉を使ったり、といった現在進行形の展開も広がっています。つまり、シティ・ポップという言葉をめぐる状況全体が急速に変化しつつあるのです。
こうした中、最近ではシティ・ポップを取り上げたさまざまな雑誌、書籍、トークイベント、テレビ・ラジオ番組が日々展開しており、シティ・ポップは今まさに再定義・再言説化されつつある状況だといえるでしょう。
本講座では、シティ・ポップを取り巻くこの流動的な状況を整理するために、多様な領域からのゲスト講師に登壇していただきます。研究者やジャーナリスト、アーティストはそれぞれシティ・ポップについてどう考えているのでしょうか。「シティ・ポップとは何か」を考えるというよりは、シティ・ポップをきっかけにして、シティ・ポップから、都市、音楽、イメージ、あるいはそれらの関係性について考えてみたいと思います。
【講座スケジュール】
第1回 01-22 15:00~16:30
第2回 01-29 15:00~16:30
第3回 02-05 15:00~16:30
第4回 02-12 15:00~16:30
第5回 02-19 15:00~16:30
第6回 02-26 15:00~16:30
第7回 03-05 15:00~16:30
第8回 03-11 19:00~20:30
第9回 03-19 15:00~16:30
東京都立大学オープンユニバーシティでは、オンライン スペシャル講座を開講しています。オンラインならではの特性を活かし、全国の研究者や専門家が登壇し、ユニークかつ興味深い講座を提供します。
今回は『シティ・ポップから考える――都市・音楽・イメージ』をテーマに、9回シリーズの講義をお届けします。
70~80年代の日本で流行した一連の音楽作品を指すキーワードである「シティ・ポップ」。大都市を想起させるお洒落で洗練されたポップミュージック、といったニュアンスで使われてきた言葉ですが、特定の音楽ジャンルというほど明確に定義づけられてきたわけではないようです。
そんなシティ・ポップが近年、海外から「再発見」され熱心なリスナーを増やしつつある、という報道を見たことがあるでしょうか。たとえば、大貫妙子『SUNSHOWER』(1977)を買う目的で来日した観光客がテレビ番組で取り上げられ、YouTubeに投稿された竹内まりや〈プラスティック・ラブ〉(1984)が世界中から膨大なアクセス数を稼ぐ、といった事態のことです。その一方で、日本の若手ミュージシャンが新しくリリースする洗練された都会的サウンドの音楽性を指して「ネオ・シティ・ポップ」と呼称したり、東・東南アジアの若手インディ・ミュージシャンが自らを指してシティ・ポップという言葉を使ったり、といった現在進行形の展開も広がっています。つまり、シティ・ポップという言葉をめぐる状況全体が急速に変化しつつあるのです。
こうした中、最近ではシティ・ポップを取り上げたさまざまな雑誌、書籍、トークイベント、テレビ・ラジオ番組が日々展開しており、シティ・ポップは今まさに再定義・再言説化されつつある状況だといえるでしょう。
本講座では、シティ・ポップを取り巻くこの流動的な状況を整理するために、多様な領域からのゲスト講師に登壇していただきます。研究者やジャーナリスト、アーティストはそれぞれシティ・ポップについてどう考えているのでしょうか。「シティ・ポップとは何か」を考えるというよりは、シティ・ポップをきっかけにして、シティ・ポップから、都市、音楽、イメージ、あるいはそれらの関係性について考えてみたいと思います。
【講座スケジュール】
第1回 01-22 15:00~16:30
第2回 01-29 15:00~16:30
第3回 02-05 15:00~16:30
第4回 02-12 15:00~16:30
第5回 02-19 15:00~16:30
第6回 02-26 15:00~16:30
第7回 03-05 15:00~16:30
第8回 03-11 19:00~20:30
第9回 03-19 15:00~16:30
備考
【講座ナビゲーター】
日高 良祐
東京都立大学 システムデザイン学部 助教
本講座に関係する作品
『SUNSHOWER』大貫 妙子 1977年発売?日本クラウン㈱
『A LONG VACATION』大瀧詠一 1981年発売?THE NIAGARA ENTERPRISES.
『VARIETY』竹内まりや 1984年発売?ワーナーミュージック・ジャパン
『FOR YOU』山下達郎 1982年発売?Sony Music Labels Inc.
『渋谷音楽図鑑』牧村 憲一、藤井 丈司、柴 那典 著作
『ロックの美術館』楠見 清 著作
『東京大学「80年代地下文化論」講義 決定版』宮沢 章夫 著作
『東京人 2021年4月号 特集「シティ・ポップが生まれたまち」1970-80年代TOKYO』都市出版株式会社
※アーカイブ(録画)視聴も可能です。
※高校生の参加は無料です。9回シリーズの講座ですが、高校生は1回だけでの参加も可能です。
※高校生は専用ページからお申し込みください。
単位数:2単位
※定員の充足状況の変化で、締切前でも受付終了・開講中止等になる場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
日高 良祐
東京都立大学 システムデザイン学部 助教
本講座に関係する作品
『SUNSHOWER』大貫 妙子 1977年発売?日本クラウン㈱
『A LONG VACATION』大瀧詠一 1981年発売?THE NIAGARA ENTERPRISES.
『VARIETY』竹内まりや 1984年発売?ワーナーミュージック・ジャパン
『FOR YOU』山下達郎 1982年発売?Sony Music Labels Inc.
『渋谷音楽図鑑』牧村 憲一、藤井 丈司、柴 那典 著作
『ロックの美術館』楠見 清 著作
『東京大学「80年代地下文化論」講義 決定版』宮沢 章夫 著作
『東京人 2021年4月号 特集「シティ・ポップが生まれたまち」1970-80年代TOKYO』都市出版株式会社
※アーカイブ(録画)視聴も可能です。
※高校生の参加は無料です。9回シリーズの講座ですが、高校生は1回だけでの参加も可能です。
※高校生は専用ページからお申し込みください。
単位数:2単位
※定員の充足状況の変化で、締切前でも受付終了・開講中止等になる場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 宮沢 章夫 |
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肩書き | 早稲田大学文化構想学部表象メディア論系 教授、劇作家 |
プロフィール | - |
名前 | 柴 那典 |
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肩書き | 音楽ジャーナリスト、編集者 |
プロフィール | - |
名前 | 加藤 賢 |
---|---|
肩書き | 大阪大学文学研究科博士後期課程、日本学術振興会特別研究員(DC2) |
プロフィール | - |
名前 | 川村 恭子 |
---|---|
肩書き | 音楽ライター |
プロフィール | - |
名前 | 輪島 裕介 |
---|---|
肩書き | 大阪大学大学院文学研究科 教授 |
プロフィール | - |
名前 | 小泉 恭子 |
---|---|
肩書き | 大妻女子大学社会情報学部 非常勤講師 |
プロフィール | - |
名前 | 大和田 俊之 |
---|---|
肩書き | 慶應義塾大学 法学部 教授 |
プロフィール | - |
名前 | 金 悠進 |
---|---|
肩書き | 国立民族学博物館学術資源開発センター 機関研究員 |
プロフィール | - |
名前 | 楠見 清 |
---|---|
肩書き | 東京都立大学 システムデザイン学部 准教授 |
プロフィール | 2000-04年『美術手帖』編集長、2007-08年京都造形芸術大学客員教授を経て、2008年より本学勤務。専門は出版学、メディア文化史、現代美術。美術編集者・評論家。単著『ロックの美術館』、共著・分担著に『20世紀末・日本の美術──それぞれの作家の視点から』、『現代アート事典』、『絵本の事典』、『KRAZY! The Delirious World of Anime + Comics + Video Games + Art』ほか。 |
名前 | 江口 寿史 |
---|---|
肩書き | 漫画家、イラストレーター |
プロフィール | - |
関連講座
江戸の祭礼 (by 東京都立大学 飯田橋キャンパス)