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講座詳細情報

申し込み締切日:2021-08-24 / 自然科学・環境:その他教養 / 学内講座コード:”2121T015

カーボンニュートラルと電力問題 ~首都東京の重要インフラを考える~

主催:東京都立大学オープンユニバーシティ東京都立大学 オンライン講座(東京都)]
問合せ先
東京都公立大学法人 東京都立大学
東京都立大学オープンユニバーシティ
TEL: 03-3288-1050
FAX: 03-3264-1863
https://www.ou.tmu.ac.jp/web/
〒102-0072 東京都千代田区飯田橋3-5-1東京区政会館3階
YouTube Logo
開催日
9月3日(金)~9月10日(金)
講座回数
2回
時間
15:00~16:30
講座区分
数回もの 
入学金
3,000円
受講料
5,000円
定員
15
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座内容】
エネルギーの問題は、S+3E、すなわち、安全(Safety)を前提に、経済性(Economy)、環境保全(Environmental conservation)、エネルギー安定性(Energy security)のバランスを適正に実現していくことといわれますが、自国資源の少ない我が国では、この問題対処は決して容易なことではありません。さらに2020年の末から急速に、気候変動対策として「2050年カーボンニュートラル」など非常に挑戦的な目標が、政府、各界で議論されてきています。
本講座では、エネルギー需要の多くを占め、二酸化炭素排出に大きく関係する電力の問題を取り上げ、重要な課題があること、大きな変化が起こっていることを解説します。大都市東京を支える重要インフラでもある電力の将来について、より深く考える基礎となる講義にしたいと考えています。
●【電力問題】
電気は溜めておくことができず瞬間の需要に応じて即時に供給されねばならないものであること、電力は贅沢品ではなく現代社会、with coronaの時代になくてはならない「インフラのインフラ」であること、したがって電力安定はとりわけ重要であること、また気候変動対策(脱炭素 カーボンニュートラル)の鍵となるのが電力であること、を確認します。その上で、化石燃料利用の増加、再生可能エネルギーの普及、原子力の停滞、の現状を解説し、電力価格、エネルギー自給率、停電リスクなどの課題と今後の道筋について考えます。
●【変わる電気事業】
電気事業の仕組みは大きく変わっています。競争を促進し、再エネ普及も目指していますが、利用者の負担増と安定供給への懸念が顕在化しています。制度の大変革についてその内容を解説し、課題と今後のあり方を考えます。
東京、首都圏で先行するであろう、将来の電気事業多様化の可能性と社会や生活への影響についても展望します。
●【カーボンニュートラルへの挑戦】
現在、政府ではエネルギー基本計画の見直し作業が進められ、2050年カーボンニュートラルへの道筋が議論されています。その状況について確認し、課題を整理します。また 気候変動対策として私たち自身ができることを考えます。

【講座スケジュール】
第1回 09/03 15:00~16:30
第2回 09/10 15:00~16:30

備考

※2050年カーボンニュートラル:2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにすること

※2019年度冬期実施の「電力問題の現状と今後」と内容が重なりますが、2020年12月政府のグリーン成長戦略公表で加速しつつあるエネルギー政策議論の最新情報を加えるとともに、電気事業の変化についてより詳しく解説します。

単位数:1単位

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 宮本 幸始
肩書き 元東京電力?常任監査役 元東京都立大学非常勤講師
プロフィール 1973年東京電力?に入社。土木技術者として火力、水力発電分野を中心に担当。土木建築技術センター所長、理事。知的財産センター所長の後、2006年常任監査役。2010年日本ユーティリティサブウェイ(株) 代表取締役社長。2014年から (一社) ディレクトフォース会員として教育ボランティア活動に参加。
1998/2005東京都立大学非常勤講師。
博士(工学)、技術士(建設部門)、土木学会フェロー会員。
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