講座詳細情報
申し込み締切日:2020-11-05 / 自然科学・環境:その他教養 / 学内講座コード:”2030G103
【オンライン講座】現代の錬金術 熱を電気に変え、超電導物質を作り出す 超電導理工学研究センター
主催:東京都立大学オープンユニバーシティ[東京都立大学 オンライン講座(東京都)]
問合せ先:
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東京都公立大学法人 東京都立大学
東京都立大学オープンユニバーシティ
TEL: 03-3288-1050
FAX: 03-3264-1863
ou-kouza@jmj.tmu.ac.jp
https://www.ou.tmu.ac.jp/web/
〒102-0072 東京都千代田区飯田橋3-5-1東京区政会館3階
- 開催日
- 11月25日(水)~12月16日(水)
- 講座回数
- 4回
- 時間
- 19:00~20:30
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- 3,000円
- 受講料
- 10,100円
- 定員
- 25
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座内容】
新規物質を開発し、その物性を明らかにしつつ新機能の発現を探索する物質科学研究は、まさに現代における錬金術です。本研究センターは、超伝導はもちろん、熱電変換に関する新発見を目指し、学内外で横断的に研究を展開しています。本講座では、これらの研究成果を4回のシリーズで紹介します。
【センター概要】
超伝導現象は、基本的にはBCS理論で説明されますが、その理解はまだ完全ではないところがあります。たとえば、皆が期待する「室温」超伝導を得るには、おそらく、鍵になる新しい要素を理解することが必要なのだと思われます。
東京都立大学において、超伝導に関する研究を行っている研究者を中心に、外部の研究者の協力も得て、独自の観点で研究を進めることは、新しい超伝導物質の発見を目指す一つのルートの開拓につながると信じています。
超伝導に関する「新しいモノ」「新しいコト」の発見を目指して、研究を展開していきます。
【センターの先進性】
本学には、超伝導に関する新規物質開発、物性測定、物性理論、応用研究を行う研究者が揃っているという強みがあります。本学では取り扱えない物質や研究手法については、外部の研究者の協力を得ることにより、分子性導体、遷移金属化合物、希土類化合物、アクチノイド化合物を対象に、物質開発、物性測定、理論研究、そして応用研究を行う超伝導総合研究センターとなることを目指しています。
【センターの未来像】
新規物質の開発はもちろん重要ですが、温故知新の精神も大切です。既知の物質であっても、実は多結晶試料の結果しか知られていないというケースは少なくありません。こうした物質の純良単結晶を育成し、最先端の実験手法を駆使して精密な物性測定を行うことにより、新しい量子臨界現象や超伝導の発見が期待できると考えています。
また、最近では、超伝導研究で培われた物質構造の制御技術も駆使して、トポロジカル物質や新エネルギー材料の研究・開発にも取り組んでいます。特に、高効率熱電材料に注目し、層状構造物質だけでなく、ナノ構造物質にも研究の舞台を広げていくことを考えています。
【東京都立大学 研究センター】
本学の研究は人文・社会・自然科学の各分野で高い水準にあり、それぞれの専門領域で優れた実績を挙げています。これらを有機的に結び、世界最高峰の研究拠点を目指すのが研究センターです。現在16のセンターを設置し、学内外に研究の成果を発信しています。
研究センターシリーズ「科学が開く未来への扉」では、本学研究センター最先端の研究成果を紹介していきます。
※高校生の方はこちらの専用申込ページよりお申し込みください。
【講座スケジュール】
第1回 11-25 19:00~20:30
第2回 12-02 19:00~20:30
第3回 12-09 19:00~20:30
第4回 12-16 19:00~20:30
新規物質を開発し、その物性を明らかにしつつ新機能の発現を探索する物質科学研究は、まさに現代における錬金術です。本研究センターは、超伝導はもちろん、熱電変換に関する新発見を目指し、学内外で横断的に研究を展開しています。本講座では、これらの研究成果を4回のシリーズで紹介します。
【センター概要】
超伝導現象は、基本的にはBCS理論で説明されますが、その理解はまだ完全ではないところがあります。たとえば、皆が期待する「室温」超伝導を得るには、おそらく、鍵になる新しい要素を理解することが必要なのだと思われます。
東京都立大学において、超伝導に関する研究を行っている研究者を中心に、外部の研究者の協力も得て、独自の観点で研究を進めることは、新しい超伝導物質の発見を目指す一つのルートの開拓につながると信じています。
超伝導に関する「新しいモノ」「新しいコト」の発見を目指して、研究を展開していきます。
【センターの先進性】
本学には、超伝導に関する新規物質開発、物性測定、物性理論、応用研究を行う研究者が揃っているという強みがあります。本学では取り扱えない物質や研究手法については、外部の研究者の協力を得ることにより、分子性導体、遷移金属化合物、希土類化合物、アクチノイド化合物を対象に、物質開発、物性測定、理論研究、そして応用研究を行う超伝導総合研究センターとなることを目指しています。
【センターの未来像】
新規物質の開発はもちろん重要ですが、温故知新の精神も大切です。既知の物質であっても、実は多結晶試料の結果しか知られていないというケースは少なくありません。こうした物質の純良単結晶を育成し、最先端の実験手法を駆使して精密な物性測定を行うことにより、新しい量子臨界現象や超伝導の発見が期待できると考えています。
また、最近では、超伝導研究で培われた物質構造の制御技術も駆使して、トポロジカル物質や新エネルギー材料の研究・開発にも取り組んでいます。特に、高効率熱電材料に注目し、層状構造物質だけでなく、ナノ構造物質にも研究の舞台を広げていくことを考えています。
【東京都立大学 研究センター】
本学の研究は人文・社会・自然科学の各分野で高い水準にあり、それぞれの専門領域で優れた実績を挙げています。これらを有機的に結び、世界最高峰の研究拠点を目指すのが研究センターです。現在16のセンターを設置し、学内外に研究の成果を発信しています。
研究センターシリーズ「科学が開く未来への扉」では、本学研究センター最先端の研究成果を紹介していきます。
※高校生の方はこちらの専用申込ページよりお申し込みください。
【講座スケジュール】
第1回 11-25 19:00~20:30
第2回 12-02 19:00~20:30
第3回 12-09 19:00~20:30
第4回 12-16 19:00~20:30
備考
単位数:1単位
講師陣
名前 | 堀田 貴嗣 |
---|---|
肩書き | 東京都立大学教授 理学部 物理学科 |
プロフィール | 本学教授。博士(理学)。専門分野は物性理論。特に、遷移金属化合物、希土類化合物、アクチノイド化合物の磁性および超伝導に関する理論研究。 |
名前 | 柳 和宏 |
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肩書き | 東京都立大学教授 理学部物理学科 |
プロフィール | - |
名前 | 松田 達磨 |
---|---|
肩書き | 東京都立大学教授 理学部 物理学科 |
プロフィール | 博士(理学)。専門は物性実験。特に希土類やアクチノイド元素を含む化合物の高純度単結晶育成と磁性や超伝導に関する実験的研究。 |
名前 | 水口 佳一 |
---|---|
肩書き | 東京都立大学准教授 理学部 |
プロフィール | 2010年に筑波大学で博士(工学)を取得後、2011年に首都大学東京・電気電子工学専攻の助教に着任。2017年から物理学専攻の准教授として超伝導物質研究室を主宰(2018年度から先導研究者)。専門は超伝導や熱電材料の新物質探索と物性解明に関する研究。最近は物理と化学を融合した新物質研究を意識し、だれも思いつかないような物質設計手法の開発を進めている。 |