講座詳細情報
申し込み締切日:2024-01-09 / 日本史 / 学内講座コード:240219
幕末史―攘夷と倒幕をめぐる政争史
- 開催日
- 1月11日(木)~ 2月22日(木)
- 講座回数
- 4回
- 時間
- 15:05~16:35
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- -
- 受講料
- 13,662円
- 定員
- 30
- その他
- 会員受講料: 11,880円(入会金は8,000円(税込))
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
・幕末史を検討する際のキーワードとなる「攘夷」と「倒幕」の語に拘りながら幕末史を検討したいと考えています。
・その際「攘夷」や「倒幕」という語が、一般にイメージされているような「攘夷」=列強に対する軍事行使、「倒幕」=軍事力による幕府打倒を、意味するものでは実はないこと。その概念の多義性に注目することで、新たな歴史像を構築していきたいと考えています。
・史料を正確に読み込み、読み取る力を身につけることができます。
【講義概要】
冬学期では、文久期以降の政治情勢に焦点をあてたい。朝廷の政治的活性化に伴い、政局の中心が江戸から京都に移り、文久改革によって新設された将軍後見職、政事総裁職、京都守護職に就任した一橋慶喜、松平慶永、松平容保が上洛し、政局を主導する一方、長州藩が反幕府の姿勢を鮮明にしていくことで、幕府と長州藩の対立も深まっていく。特に当該期の幕朝関係の推移に留意しながら、当時の政治状況を丹念に検討していきたい。講義は2023年度秋学期を引き継ぐので、秋学期の講義の進捗状況により、若干変動する場合があるので、その点ご了承願いたい。
・幕末史を検討する際のキーワードとなる「攘夷」と「倒幕」の語に拘りながら幕末史を検討したいと考えています。
・その際「攘夷」や「倒幕」という語が、一般にイメージされているような「攘夷」=列強に対する軍事行使、「倒幕」=軍事力による幕府打倒を、意味するものでは実はないこと。その概念の多義性に注目することで、新たな歴史像を構築していきたいと考えています。
・史料を正確に読み込み、読み取る力を身につけることができます。
【講義概要】
冬学期では、文久期以降の政治情勢に焦点をあてたい。朝廷の政治的活性化に伴い、政局の中心が江戸から京都に移り、文久改革によって新設された将軍後見職、政事総裁職、京都守護職に就任した一橋慶喜、松平慶永、松平容保が上洛し、政局を主導する一方、長州藩が反幕府の姿勢を鮮明にしていくことで、幕府と長州藩の対立も深まっていく。特に当該期の幕朝関係の推移に留意しながら、当時の政治状況を丹念に検討していきたい。講義は2023年度秋学期を引き継ぐので、秋学期の講義の進捗状況により、若干変動する場合があるので、その点ご了承願いたい。
備考
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
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講師陣
名前 | 大庭 邦彦 |
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肩書き | 聖徳大学教授 |
プロフィール | 早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程修了。現在、聖徳大学文学部教授。幕末・維新期から明治期前半の政治史を中心に研究している。著書に『父より慶喜殿へ 水戸斉昭一橋慶喜宛書簡集』(集英社)、『徳川慶喜と幕末・明治』(日本放送出版協会)ほかがある。 |